「観光大使になりたい」…瀬戸内STU48・谷口茉妃菜、“徳島愛No.1”を自負する故郷での夢

瀬戸内7県を拠点とするアイドルグループ「STU48」は、新型コロナウイルスによる苦境を乗り越え、グループ結成4年目となる2020年のさらなる飛躍を目指す。メンバーが日替わりでオリジナル体操をする「みんなでSTU体操」など、支えてくれるファンとともにさまざまな試みを行うなか、メンバーは今、どのように過ごしているのか。今後挑戦したいことを含めて紹介していく。

谷口茉妃菜(C)STU
谷口茉妃菜(C)STU

類まれな包容力と優しさでメンバーを支え、おじいちゃん・おばあちゃんの心も鷲掴み

 瀬戸内7県を拠点とするアイドルグループ「STU48」は、新型コロナウイルスによる苦境を乗り越え、グループ結成4年目となる2020年のさらなる飛躍を目指す。メンバーが日替わりでオリジナル体操をする「みんなでSTU体操」など、支えてくれるファンとともにさまざまな試みを行うなか、メンバーは今、どのように過ごしているのか。今後挑戦したいことを含めて紹介していく。

 おっとりした性格で知られる1期生の谷口茉妃菜は、キャッチフレーズの「いつでもどこでもマイペース」をモットーに、自分の時間軸に沿って行動することで“らしさ”を発揮する。誰とでもすぐに打ち解けられる能力は魅力の一つで、派生ユニット「勝手に! 四国観光大使」のメンバーとしても一緒に活動する兵頭葵は、「コミュ力お化け」と称するほど。類まれな包容力と優しさと相まって、メンバーの良き理解者となってきた。今年1月に副キャプテンに就任した福田朱里は、「人のいいところを見つけて褒めてくれるから、ちょっとした一言に救われているメンバーは多いと思います」とその存在の大きさを語る。

 また、東京の職人宅へホームステイをする番組ロケでは、カメラが回っていない場所でもお手伝いを欠かさず。おじいちゃん、おばあちゃんからも好かれるキャラクターはファンから“ホームステイアイドル”とも言われ、出会ってすぐに本当の孫、家族のように接することができるのは、谷口の生まれ持ったパーソナリティーと言っていいだろう。

 谷口にとって、自分を表現できるもう一つのツールが野球だ。大の高校野球ファンで、特に地元・徳島の高校野球に関する知識は豊富。プロ野球で活躍している選手の出身高校も答えられ、予選大会から甲子園にまで足を運んで観戦するほどの熱烈ぶりを誇る。

 そんな彼女は、現在メンバーで唯一の徳島出身者。2019年9月に専用劇場船「STU48号」が地元に初寄港した際には、「徳島の魅力をどんどん発信していかないといけないとさらに感じました。私がSTU48で一番徳島が大好きなので、その気持ちを前面に出して楽しんでもらえるように頑張りたいです」と熱い想いを口にした。STU48内の“徳島愛ナンバーワン”を自負し、その魅力を発信していくべく「観光大使になりたい」と大きな目標を掲げている。

「最近、家にいる時は料理をしています。『SHOWROOM』でも時短料理に挑戦して、ツイッターでは『#まひごはん』でレシピも載せています。お芝居にも興味があって、ドラマなどを見て勉強しています」

 努力を怠らず、自分らしく一生懸命成長していく谷口の姿を、メンバーそしてファンも温かく見守っている。

□谷口茉妃菜(たにぐち・まひな)、2000年2月3日生まれ、徳島県出身。STU48 1期生。3rdシングル「大好きな人」で初の選抜入り。確かな歌唱力を誇り、少し覚えるのが苦手なダンスもたゆまぬ努力でカバーする。野球への熱量はカープ女子の多いSTU48の中でも誰にも負けず、目標の一つは「野球の始球式」。愛猫じじはファンの間でも広く知られている。ニックネームは「まひな」。

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