『ゴジラ-1.0』メインキャストは神木隆之介&浜辺美波の朝ドラ『らんまん』コンビ

4日に都内で行われた映画『ゴジラ-1.0』(11月3日公開)の完成報告会見にて、俳優の神木隆之介が主演を、浜辺美波がヒロインを務めることが正式発表された。二人は山崎貴監督、製作の市川南と共に会見へ出席し、本作について語った。

完成報告会見に登場した神木隆之介(左)と浜辺美波【写真:ENCOUNT編集部】
完成報告会見に登場した神木隆之介(左)と浜辺美波【写真:ENCOUNT編集部】

完成報告会見にて発表

 4日に都内で行われた映画『ゴジラ-1.0』(11月3日公開)の完成報告会見にて、俳優の神木隆之介が主演を、浜辺美波がヒロインを務めることが正式発表された。二人は山崎貴監督、製作の市川南と共に会見へ出席し、本作について語った。

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 同映画は、ゴジラ70周年記念作品にして、日本で製作された実写版ゴジラの30作品目。戦後の日本が舞台。焦土と化した日本に、突如現れたゴジラ。残された名もなき人々に、生きて抗う術はあるのか……、というストーリーが展開される。監督・脚本・VFXを山崎監督が手がけた。

 神木は「日本を代表する、この『ゴジラ』という作品に携われたことを本当に幸せに思っております」と挨拶。すでに完成した作品をいち早く見た神木は「そこに……いましたね。ゴジラが。恐ろしかったです」と手応えを口に。報道陣からどのような映画か問われて「『見よ、これが絶望だ』と言いたくなる」と表現した。

 浜辺は「私は芸能活動を始める前ぐらいから、オーディションの時から、ゴジラにはずっと見守っていてもらっていた。そばにいたような存在でした。そんな映画に、この年齢で出演させていただけたこと、とても幸せ」とほほ笑んだ。

 奇しくも、NHKの連続テレビ小説『らんまん』と同じ組み合わせ。プロット・脚本を約3年かけて練り上げられ、撮影が昨年の3?6月に行われた。市川が「朝ドラの話はその後から来た」と説明すれば、山崎監督も「我々のほうが先です」とキッパリ。神木も「『あれ? 見たことあるな、この組み合わせ』と思われる方もいらっしゃるかもしれないですけど(笑)、『ゴジラ』の撮影が、前ですから」と重ねて強調。山崎監督は「オファーも、前ですから」と付け加えた。

 浜辺は「ちょうど『ゴジラ』の撮影をしている前後くらいに、『らんまん』の、朝ドラの話が確定した。『長い間、これからご一緒させていただきますね』と最後ご挨拶をいたしまして、ここまで、仲良くしていただいております」とニッコリ。神木は「こちらこそありがとうございます! お世話になってます」と頭を下げた。

 市川は「朝ドラも拝見して、『ゴジラ』も見ますと、なかなかこういうコンビはいないのでは。映画の歴史だと、ちょっと古いですけど山口百恵さんと三浦友和さんのコンビが映画を作ったように、この二人も、令和の名コンビが誕生したな、という思いで私は『ゴジラ』を見てました」と賞賛した。

 他にも、会場では最新の予告映像がお披露目された他、神木らが2メートル超えのゴジラのスタチューをバックにフォトセッションを行い、同作をアピールした。

次のページへ (2/2) 【写真】映画『ゴジラ-1.0』完成報告会見のアザーカット
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