山崎賢人が大沢たかおの労いの言葉を受け男泣き 「これも『キングダム』の良さ」
俳優の山崎賢人が9日、都内のTOHOシネマズ日比谷で行われた、映画『キングダム 運命の炎』天下の大ヒット御礼舞台あいさつに登壇。共演した大沢たかおの労いの言葉に男泣きする場面があった。
映画『キングダム 運命の炎』天下の大ヒット御礼舞台あいさつ
俳優の山崎賢人が9日、都内のTOHOシネマズ日比谷で行われた、映画『キングダム 運命の炎』天下の大ヒット御礼舞台あいさつに登壇。共演した大沢たかおの労いの言葉に男泣きする場面があった。
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7月28日から全国510館で公開となった今作は、12日間で観客動員数171万人、興行収入24.6億円を突破し、シリーズ史上No.1特大メガヒットスタート。大ヒットの感謝を伝えるべく史上初の全国キャンペーンも実施され、映画界をキングダム旋風が席巻中だ。山崎は憧れの王騎将軍より“飛信隊”の名を授かる百人将隊長・信を演じ、大沢は戦場へ舞い戻ってきた天下の大将軍・王騎役で出演している。
大沢は『キングダム』第1作目で山崎と初共演したことを振り返り、「彼が愚直に信を演じてくれて、徹底的にやってくれて、そのおかげで1がヒットした」と感謝。苦悩する山崎の姿を陰ながら見ていたことを明かし、「彼はネットとか見ちゃうから、信のことを元気すぎないか、と言う人もいて、ずっと辛かったと思う。誰にも言えないでひとりで抱えてやってきた」と語った。
シリーズの躍進について、「不思議と彼は信のように、それ(悔しさ)をアクションにぶつけようと切り替えた。1年半くらい稽古して、あの時の心を閉ざした山崎くんから別人の信がいて、そこから2が急に躍動して行った」と絶賛。「『運命の炎』になって、今度は人を守る、別の側面の信がいて、それも山崎くん自身がいろんなことで経験した傷や痛みを自分なりに耐えて、乗り越えてきて、自分で勝ち取った信だと思う」と労いの言葉をかけると、山崎は感極まって涙を流した。
山崎との食事を断り、あえて距離をとっていたことを説明した大沢は、「わざと冷たくしていたので反省もしているけど、そのおかげで彼はこれほど大きくなって。素晴らしい俳優になってほしい」とコメント。「彼といる時間もキングダムでは終わりの時間が近づいているので、これからもいろんな困難を乗り越えて、キングダムを引っ張って行ってほしいし、俳優としても大きくなってほしいです」と語りかけた。
涙を拭いた山崎は、なかなかしゃべり出すことができなかったが、「めちゃくちゃうれしいです。恥ずかしい」と照れ笑い。「これも『キングダム』の良さ。全部、置き換えらえるというか分からないですけど、みなさんも日常を生きて、いろいろあると思うんですけど、それも力になるじゃないですか。それをやっていました」と、思いを絞り出していた。
※山崎賢人の「崎」の正式表記はたつさき