小林優仁、母親役の田中麗奈は「トム・クルーズのよう」 火と煙の中で守られ感動

大河ドラマと朝ドラの両方で主人公の幼少期を演じた俳優・小林優仁が2日、都内のNHKで、主人公・小川今日一を演じるドラマ『軍港の子 よこすかクリーニング1946』(10日午後10時)の会見に出席した。小林は2021年放送の大河ドラマ『青天を衝け』で、渋沢栄一の少年時代を、放送中の連続テレビ小説『らんまん』で槙野万太郎の少年時代を演じていた。物語は戦後の横須賀を舞台に、時に犯罪に手を染めることもあった戦争孤児たちがクリーニングの仕事に出会い、必死に生き抜こうとする姿を描く。

イベントに登壇した小林優仁【写真:(C)NHK】
イベントに登壇した小林優仁【写真:(C)NHK】

NHK『軍港の子 よこすかクリーニング1946』10日午後10時放送

 大河ドラマと朝ドラの両方で主人公の幼少期を演じた俳優・小林優仁が2日、都内のNHKで、主人公・小川今日一を演じるドラマ『軍港の子 よこすかクリーニング1946』(10日午後10時)の会見に出席した。小林は2021年放送の大河ドラマ『青天を衝け』で、渋沢栄一の少年時代を、放送中の連続テレビ小説『らんまん』で槙野万太郎の少年時代を演じていた。物語は戦後の横須賀を舞台に、時に犯罪に手を染めることもあった戦争孤児たちがクリーニングの仕事に出会い、必死に生き抜こうとする姿を描く。

 小林は「すごいセットの中でできて楽しかったです。戦争が終わった後、仲間たちみんなで生きいこうという思いが伝わったかなと思いました。『らんまん』『青天を衝け』の経験を生かせたかなと思います。主演として素晴らしい作品になりました」とあいさつした。主演と決まった際には「うれしかったです。楽しかったです」と語った。

 また、完成した作品を見た感想を「登場人物たちから僕たちはこう生きた、ということをすごく感じました。なので、逆に、君たちはどう生きると問いかけられているような気持ちになりました」と紹介した。

 会見には今日一の母を演じた田中麗奈のほか共演の高橋來、村山輝星、原田琥之佑も出席した。

 母親役の田中について、小林は「空襲シーンは煙が出たり、火がついていた中でやっていました。お母さんに守られながら逃げるシーンではトム・クルーズのように守ってもらい、田中さんがトム・クルーズに見えました」と語って会場を笑いに包んだ。

 一方の田中は「トム・クルーズです」とあいさつすると「現場で小林君はスタッフさんに心を開いていて、コミュニケーションをとっていました。心を開いて現場にいる姿が生き生きしていて、すてきでした。アドリブもはさんでくるんです。柔軟性、積極性に驚きました」とほめていた。

※高橋來の「高」の正式表記ははしごだか

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