=LOVE山本杏奈が感動した指原莉乃のトンデモ発想力「“ナツマトペ”ってなんだろう?」

指原莉乃プロデュースのアイドルグループ・=LOVEが、通算14枚目シングル『ナツマトペ』を19日にリリースした。ナツマトペとは、夏と擬音を表す『オノマトペ』をかけ合わせた造語で、観客の声出しが解禁されている今夏のライブで盛り上がれる楽曲だ。そこでENCOUNTは大谷映美里、音嶋莉沙、齋藤樹愛羅、佐々木舞香、諸橋沙夏、山本杏奈の6人をインタビュー。前編は今年の=LOVE 全国ツアー2023「Today is your Trigger」日本武道館公演の振り返りと夏ソング『ナツマトペ』の注目ポイントを聞いた。

14thシングル『ナツマトぺ』をリリースした=LOVE
14thシングル『ナツマトぺ』をリリースした=LOVE

14thシングル『ナツマトぺ』オリコン1位獲得

 指原莉乃プロデュースのアイドルグループ・=LOVEが、通算14枚目シングル『ナツマトペ』を19日にリリースした。ナツマトペとは、夏と擬音を表す『オノマトペ』をかけ合わせた造語で、観客の声出しが解禁されている今夏のライブで盛り上がれる楽曲だ。そこでENCOUNTは大谷映美里、音嶋莉沙、齋藤樹愛羅、佐々木舞香、諸橋沙夏、山本杏奈の6人をインタビュー。前編は今年の=LOVE 全国ツアー2023「Today is your Trigger」日本武道館公演の振り返りと夏ソング『ナツマトペ』の注目ポイントを聞いた。(取材・文=福嶋剛)

――「=LOVE 全国ツアー2023『Today is your Trigger』」の感想からお聞きします。ENCOUNTによる前回のインタビューで、大谷さんは『ツアーが始まったらおいしいものをたくさん食べたい』と話していましたが。

大谷「はい。覚えています。たくさん食べました(笑)。仙台では公演前にみんなで牛タンを食べたり、各会場でおいしいものをいただけて大満足でした。ファンのみなさんの声出しや声援がやっと解禁されてきたので、各会場ですごく頑張って声援を送っていただけて、私たちもファンのみなさんと同じだけエネルギーを使ったので、公演が終わるといつもお腹がすいちゃいました(笑)」

全員:笑

大谷「食欲も今まで以上に増して、おいしいものをたくさん食べられたので、すごく充実していました」

佐々木「私は地元が愛知県なので、名古屋で公演をする時はひつまぶしをいただいてからコンサートに臨むんです。今回も公演前においしくいただいて、ぜいたくしちゃいました(笑)」

――音嶋さんの地元福岡でも公演がありましたね。

音嶋「今まで何度も=LOVEのお仕事で福岡に行かせていただきましたが、毎回『地元に帰ってきた感覚』があり、ファンのみなさんに『おかえり』って迎えていただきます。今回も福岡に戻ることができて本当にうれしかったです。家族や友だちも見に来てくれますが、なかなか直接会えなかったりすると、後で『見に行ったよ』と報告をもらえます。それもうれしかったです」

――ツアー最終日(3月2日)はグループ2度目の日本武道館公演でした。

山本「前回は初めてだったので、緊張と感動、いろいろな感情が入り混じって、リハーサルから開演ギリギリまでずっと泣きっぱなしでした。目が腫れた状態で最初の武道館に立ってしまったんですけど、今回は泣かずに落ち着いてステージに立てて、武道館の空気を思い切り楽しむことができました」

諸橋「日本武道館のステージから見る景色は本当に特別な光景だと思います。前回はコロナ禍で客席の制限があった状態でしたが、今回は制限がなくなったため、満員で、ステージに上がった瞬間のキラキラしたペンライトだったり、客席からの熱気も伝わってきました。もう、他には例えられないくらい素敵な景色でした。人生で2度も日本武道館のステージに立てるなんて、『こんな光栄なことはないな』って思いました」

齋藤「日本武道館は私にとっても夢のステージなので、すごく楽しみにしていた分、普段はそんなに緊張しないタイプなんですけど、結構、緊張しちゃいました。1日2公演でしたが、2回とも『もう、終わっちゃうの』というくらい『あっ』という間。終わったらすごく寂しい気持ちとやり切ったという気持ちの両方がありました」

大谷「私たちの『探せ ダイヤモンドリリー』という曲でファンのみなさんの『ガチ恋口上』という定番のコールがありますが、声援がやっとできるようになって、ツアーで『ガチ恋口上』を聞かせてくれました。日本武道館公演はその集大成で、ステージから見た光景が圧巻で、『あの感じが戻ってきたんだ! 懐かしい』と思い、みなさんの愛を感じた瞬間に泣きそうになりました」

インタビューに参加したメンバー(左から)大谷映美里、音嶋莉沙、齋藤樹愛羅、佐々木舞香、諸橋沙夏、山本杏奈
インタビューに参加したメンバー(左から)大谷映美里、音嶋莉沙、齋藤樹愛羅、佐々木舞香、諸橋沙夏、山本杏奈

検索しても出てこなかった『ナツマトぺ』の意味

――感動のツアーを終え、14枚目シングル『ナツマトぺ』がリリースされました。山本さん、このタイトルの意味を教えてください。

山本「指原さんが今回の曲のために作ってくださった『目に映るトキメキ』を表す造語です。私も最初に『ナツマトペってなんだろう?』と思って、検索しても出てこなくて『オノマトペ』という言葉が出てきたんです。その言葉の意味も最初は知らず、調べて『ドカーン!』や『キラキラ』というような擬音語だと分かりました。その後、歌詞をよく読んでみると夏とオノマトペを合体させた言葉だと分かって『なるほど!』となりました(笑)。指原さんの発想って『すごいな』といつも感動しています。私たちもこの夏『ナツマトぺ』を流行らせていきたいと思います」

――新曲の注目ポイントを教えてください。

佐々木「今までの表題曲って、恋愛とか自分自身と向き合うテーマの曲が多かったのですが、今回は友達や仲間と一緒に『楽しい夏にしようね』というテンションの上がる感じの曲になっています。夏全体がイベントみたいな感覚もあると思うので、きっとみなさんもこの曲を聴いたら、すごくテンションが上がると思います。『この夏を大事に一緒にすごそうね』という気持ちも生まれてくると思って、私は『女の子にピッタリな曲だな』って思いました」

齋藤「=LOVEの夏曲と言ったら、今までは『青春”サブリミナル”』や『ウィークエンドシトロン』でした。今回は題名に『ナツ』が入っていてサビ前に『今年の 夏! 始まるよ』という歌詞も入っているので、ストレートに夏の疾走感を感じるかわいらしさを詰め込んだ曲になっています。早くライブで盛り上がりたいです」

音嶋「今回、曲にセリフパートが入っています。私は今までセリフパートをやった経験がなかったので、『今回もないのでは』と思っていました。でも、歌割りが届いた時に序盤で私のセリフパートがあることが分かり、すごくビックリしました(笑)。1番目の歌詞の『「楽しみだったんだ。 だってみんなと一緒だもん!」』というところです。レコーディングまでに練習する時間はあまりなかったのですが、元気な曲で『情景が浮かぶように言わなきゃ』と思って、かわいい雰囲気を意識して何回も練習してレコーディングしました。ファンのみなさんの前でセリフパートを披露する時は『テンションも1つ上がってるんじゃないかな』って思うので、常に新鮮な感じで披露したいです。ぜひ、注目してください」

諸橋「『ナツマトペ』は確実にライブで盛り上がる曲だと思います。声出しポイントもたくさんあります。例えば、『イチ ニー サン シ! イコラブ Let’s go!』というところですが、みなさん最初は『「イチ ニー サン シ!」も声を出すの?』とか『「Let’s go!」はどうするの?』とか迷っちゃうかもしれないと思いました。でも、せっかく声出しが解禁になったので、最初は全部声を出してください。そうしてもらえると、私たちのボルテージも上がりますし、ファンのみなさんとの一体感も生まれると思います。みなさんには『頑張って覚えてね!』ってお願いしたいです(笑)」

大谷「今回の衣装はお気に入りです。初めて着させていただいた時、衣装さんに『今までの衣装の中でもトップレベルで好きです』とお伝えしました。淡くてさわやかな色合いも好きですし、生地がすごくかわいくってキラキラ感がとっても上品です。フリルもいっぱい使ってもらって、今まではここまでかわいいフリフリの衣装はなかったですね。私がファンだったら、『めっちゃ、うれしい』と思いました」

□=LOVE(イコールラブ) 指原莉乃プロデュースのアイドルグループ。2017年9月、シングル『=LOVE 』でメジャーデビュー。前作まで13枚のシングルは、全てオリコン・週間ランキングトップ10入り。21年5月にリリースしたファーストアルバム『全部、内緒。』は、オリコン週間アルバムランキング初登場1位を獲得した。

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