THE CHARM PARK「ライブが出来ないというのは外食が出来ないというのと似ている」コロナ禍の近況を語る
“新世代ポップマエストロ"と呼び声の高いTHE CHARM PARK。2015年から本格的な活動をスタートさせ、「関ジャム完全燃SHOW」(テレビ朝日系)で「音楽業界のクセ者が選ぶ、次来るアーティスト」、「シブヤのオト」(NHK)で「ギョーカイ関係者が選ぶWHO'S NEXT特集」にも選ばれるなど、今注目のシンガーソングライターが、現在放送中のTVアニメ「フルーツバスケット」2ndシーズンのエンディング主題歌「ad meliora」を配信リリースした。「懐かしい匂い」のする過去を振り返りながら「またここから歩き始めれば良い」という歌詞が、今の状況とリンクして聞こえてくる。新型コロナの影響で外出自粛の続く中、現在の活動状況など近況を語ってもらった。
「(仲間たちと)無事に再会出来ますようにと祈るしかない」
“新世代ポップマエストロ”と呼び声の高いTHE CHARM PARK。2015年から本格的な活動をスタートさせ、「関ジャム完全燃SHOW」(テレビ朝日系)で「音楽業界のクセ者が選ぶ、次来るアーティスト」、「シブヤのオト」(NHK)で「ギョーカイ関係者が選ぶWHO’S NEXT特集」にも選ばれるなど、今注目のシンガーソングライターが、現在放送中のTVアニメ「フルーツバスケット」2ndシーズンのエンディング主題歌「ad meliora」を配信リリースした。「懐かしい匂い」のする過去を振り返りながら「またここから歩き始めれば良い」という歌詞が、今の状況とリンクして聞こえてくる。新型コロナの影響で外出自粛の続く中、現在の活動状況など近況を語ってもらった。
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――まだまだ外出自粛が続いています。自宅での時間は慣れましたか?
「元々家で作業や家で過ごす時間が多い自分からしたら7~8割は普通の生活ですが、『いつでも外出出来る』という自由が無いのは普段外出しない人にもストレスだと思います。単純に喫茶店でコーヒーも飲めないということ個人的にはダメージが凄いですね。あと、ライブも全く出来ておらず、演奏も下手になってくのはストレスです」
――外出自粛になって、あらためて気付いた事、たくさんあると思いますが、1つあげるとしたら?
「基本家にいる時間が好きな自分ですが、たまに外出が出来ないと意外と辛いと気付きましたね(笑)。そして最近は必要ない機材やモノを売ったり捨てたりしながら家をすっきりさせてますが、必要ないものって割とたくさん持ってるなと改めて思いました」
――今、どの分野も大変ですが、なかでも演者やステージ、イベンターなどエンタメ業界はひっ迫した状況となっています。色んな声が聞こえてくるかと思いますが、CHARMさんの周りはいかがですか?
「この間33歳の誕生日で、その日には周りのスタッフやミュージシャン友達からたくさん連絡頂きましたが、基本それ以外は全く連絡がないですね(笑)。そもそも友達が少ないのもあると思いますが、みんなそれぞれ必死だろうなと思いつつ無事に再会出来ますようにと祈るしかないと思っております」
――自粛が解除されてもしばらくは「密」と言われる屋内のライブは、なかなか開催が厳しい状況が見えてきました。そんな中でご自身の音楽活動の向き合い方に変化はありますか?
「食事に色んなものを例えてしまいますが、ライブが出来ないというのは外食が出来ないというのと似ているような気がしていて、世の中が落ち着く日まではいかにおいしい出前とテイクアウト(?)が出来るかがライブでも課題ですね。そこまで良い例えではありませんが(笑)。やっぱり今は良い音と曲を作るしかないと思っております。そう出来る環境は東京の都内じゃなくても良いかもと最近ずっと思っておりまして、落ち着いたら思いっきり音を作れる環境に行きたいなと考え中です」
――現在配信中の新曲「ad meliora」について聞かせてください。いつ頃制作された曲ですか?
「この曲は去年の夏に出来た曲ですね。アニメのエンディングテーマになったこともあり、曲が出来てからリリースまでの期間が割と長かったです」
――TVアニメ「フルーツバスケット」2nd season エンディング ver.となっていますが、作品を意識したソングライティングだったのでしょうか?
「約20年前の『フルーツバスケット』は、アメリカにいる頃に見てたので今回の新生フルーツバスケットに参加できるのはとても光栄でした!自分なりに作品の世界観をイメージして頑張って新しく書き下ろしました」
――誰かに寄り添ってもらっているような心が温まる優しい楽曲です。今回制作でこだわったポイントを教えてください。
「ありがとうございます。子守唄のような心地よさを表現したかったんです。どっちかというと昼寝の子守唄ですかね。楽器もなるべくアコースティックやオーガニックな音のみにして、より暖かい家を感じさせるように頑張りました」