格闘技イベント「Impact in Paris」（24日、フランス・パリ、ゼニスアリーナ、ABEMA PPV ONLINE LIVEで独占生中継）で復帰戦を迎える武尊について、“犬猿”ともいえる皇治が毒を交えながらエールを送った。ABEMA格闘チャンネルが動画を公開している。

　皇治は「たけぽんの悪口言わせに来てるんでしょ」と苦笑いしつつも、2018年のK-1での対戦については「1番楽しかった。格闘技人生で」と回想。「1番尊敬している認めている。捕まえられなかったけど、あいつを追いかけて試合するまでが1番モチベーション高かった」とうなずいた。

　一方で武尊のことは「嫌いですよ。仲悪いですよ」と断言。過去には乱闘騒ぎもあり、「孫同士も喧嘩すると思う。それくらい仲悪い。リアルに。でもそれくらいがおもろいでしょ」と持論を展開した。

　そのうえで武尊の魅力について問われると、「アホやのにあの位置にいること。すごい不器用。発言とか見ていても。頭悪いし、そんなこと言わなくて良いのにってこと言ったり、ここで言えば盛り上がるって時に言わない。だから不器用。オレの勝手な印象はね。でもすごい努力しているのは分かるし、あそこまで仕上げていつも良い試合をしているから、他のファイターは対戦してみたいと思うんじゃないですか」と“皇治節”を交えながら称賛の言葉を並べた。

　初めて海外で戦うことになるが、「見てて分かりやすい戦い方しよるじゃないですか。だから海外でも盛り上がると思いますよ」と太鼓判を押していた。