黒木瞳、“魔女さん”役で30~70歳まで演じる 白髪ウィッグ着用で「ビジョンに近づけたかな」
黒木瞳が8日、都内で行われた映画『魔女の香水』(6月16日公開)の完成披露舞台あいさつに桜井日奈子、平岡祐太らとともに出席した。
映画『魔女の香水』完成披露舞台あいさつに出席
黒木瞳が8日、都内で行われた映画『魔女の香水』(6月16日公開)の完成披露舞台あいさつに桜井日奈子、平岡祐太らとともに出席した。
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香水をテーマにした同作は、“魔女さん”と呼ばれる白髪の女性・白石弥生が創る香水の香りが、自暴自棄となった派遣社員の若林恵麻を華やかな未来へと導いていく様を描く。
黒木は「“魔女役”は初めてです。香水の力で魔法をかける」といい、「70過ぎの役をやっておりますけど、30歳の役も出てきます。そのへんが魔女じゃないでしょうか?」とほほ笑んだ。すると司会の笠井信輔アナウンサーが平岡に対して、「黒木さんの30歳の役、違和感ないですよね?」と同意を求めると、黒木は「いやいや言いにくいですよね!」と苦笑いだった。
宮武由衣監督のリクエストで、白髪のウィッグを着用。黒木は「ウィッグで雰囲気を出そうということで。監督がイメージしているビジョンに近づけたかなと思っています」と満足そうに映画をアピールした。
“魔女さん”が創る香水や、発する言葉に背中を押されていく恵麻を演じた桜井は、「黒木さんのセリフに『社会は憎んでも仕方がないのよ、変われるのは自分だけ』というのがあって、すごく刺さった。それを日々実感しながら、大切にしている言葉だったので、より深く刺さりましたね」と撮影を回想。黒木自身も「自分のセリフで自分を励ましているように演じた」と語った。
舞台あいさつにはそのほか、主題歌を担当した川崎鷹也、宮武由衣監督、製作統括の菅原智美氏も参加した。
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【写真】映画『魔女の香水』完成披露舞台あいさつの様子