吉本興業は26日、お笑いコンビ・青空の須藤理恵さんが死去したことを発表した。45歳。死因等は非公表となっている。

　発表に寄ると、須藤さんは1977年12月31日、京都市出身。96年NSC大阪校17期生で、97年4月に同じくNSC大阪校17期生の岡友美と漫才コンビ・青空を結成。芸人仲間から「すー」「すーちゃん」「すー姉さん」の愛称で親しまれ、baseよしもと、うめだ花月等の舞台やテレビ番組、ライブ、賞レースでの活躍のほか、後輩芸人の指導を行う教育係としても活動していたことから、多くの社員が信頼を寄せられていたという。

　また、野球が大好きで、毎年、春季キャンプに出向いては各選手の分析を行い、野球ファンが集うイベント「野球狂ブルース」を長年にわたり開催、近年は硬式野球部のマネジャーに就任していた。

　2021年11月5日には、25周年記念単独ライブ『人生Blues～ベーブ・ルースとちゃいまっせ～』を神戸新開地・喜楽館にて開催。今年5月9日のなんばグランド花月「ノスタルジック演芸vol.7」が最後の舞台となった。

　通夜は27日午後6時、告別式は28日午前11時、大阪の大阪市立鶴見斎場で執り行われる。喪主は母・須藤千津子さん。