【どうする家康】阿部寛が目指した信玄“ラストシーン”「やり切った圧倒的な生き様を」

俳優・阿部寛が21日、武田信玄役で出演するNHKの大河ドラマ『どうする家康』(日曜午後8時)について、この日放送された信濃の山道の“ラストシーン”に込めた思いをコメントした。また、信玄の息子・勝頼を演じた眞栄田郷敦との共演の感想も明かした。

武田信玄を演じる阿部寛【写真:(C)NHK】
武田信玄を演じる阿部寛【写真:(C)NHK】

阿部が勝頼役の眞栄田郷敦絶賛「まっすぐで潔く、武田の精神が乗り移っている」

 俳優・阿部寛が21日、武田信玄役で出演するNHKの大河ドラマ『どうする家康』(日曜午後8時)について、この日放送された信濃の山道の“ラストシーン”に込めた思いをコメントした。また、信玄の息子・勝頼を演じた眞栄田郷敦との共演の感想も明かした。

 まずは山道の“ラストシーン”をどんな気持ちで演じたのか。

「道半ばにして倒れますが、やれるところまでやり切った圧倒的な生き様を、気負うことなく表現したいと思い、やらせて頂きました」

 勝頼との親子関係も印象的だったが、眞栄田と共演してどう感じたのか。

「眞栄田さんとは初共演でしたが、彼はすごく気持ちの良い人です。お父さんともお仕事でご一緒したことがあるので、そういう意味でも今回父親役ができることはうれしく思っていました。勝頼は信玄亡き後も、その遺志を継いでいくわけですが、それが彼の芝居からもにじみ出ていましたし、セリフのキレも良いです。それはお芝居というよりも、眞栄田さん自身が持っている本質的なものだと思います。まっすぐで潔く、武田の精神が乗り移っているかのような方だなと思いました」

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