木村昴、「かえせ」の3文字に3時間かけ収録「リアルな息遣い追求。記憶に残る一言です」

映画『THE FIRST SLAM DUNK』声優トークイベント上映会 COURT SIDE in THEATERが7日、都内にて開催。声優の仲村宗悟、笠間淳、神尾晋一郎、三宅健太、木村昴が初めて揃って出席し、難しかったアフレコについてトークを展開した。司会はお笑いコンビ・麒麟の田村裕が務めた。

イベントに出席した木村昴【写真:ENCOUNT編集部】
イベントに出席した木村昴【写真:ENCOUNT編集部】

これまで声優人生で培ってきたものとは何もかも違った

 映画『THE FIRST SLAM DUNK』声優トークイベント上映会 COURT SIDE in THEATERが7日、都内にて開催。声優の仲村宗悟、笠間淳、神尾晋一郎、三宅健太、木村昴が初めて揃って出席し、難しかったアフレコについてトークを展開した。司会はお笑いコンビ・麒麟の田村裕が務めた。

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 同イベントには、SNSで募集した質問に答える場面も。「アフレコで難しかったこと」という質問に対し、木村は「これまでの声優人生で培ってきたものとは何もかも違ったんですよ。アニメーション声優としてうまくなりたいと思って勉強してきたものは、スクリーンから飛び出してくる芝居ができるかってことだったけど、監督はとにかくリアリティを追求したものだから、僕はそれをどれだけ抑えるかが課題だったので、頑張りました」と答えた。

 続けて「だからこそ『かえせ』の一言が、僕の中で印象的でした。3文字に3時間かかったので。声優としてやりたくなるのは『か~え~せ!』だけど、リアルな息遣いで言えるかってところを追求したので。すごく記憶に残っている一言です。あのシーンの直前にあると、(心臓が)バクバクバクって……。ちゃんと言えてるかなって(笑)」と苦戦したせりふについて語った。

 2022年12月3日に公開した同映画は、6日時点で国内興行収入138億を突破し、観客動員数は966万人を記録。4月20日からは中国でも上映し世界的に話題を呼んでいる。宮城リョータ役を仲村、三井寿役を笠間、流川楓役を神尾、桜木花道役を木村、赤木剛憲役を三宅が担当した。

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