ハナコ秋山、イラスト集出版で夢は「森美術館で個展」 ネタ作りと「使う脳みそと似ている」

お笑いタレントの秋山寛貴(ハナコ)が20日、都内で行われたイラスト作品集『#秋山動物園』(朝日新聞出版)発表イベントに登壇した。同書はこの日、発売。秋山は同書をアピールしていた。

イラスト作品集『#秋山動物園 』発表イベントに登壇したハナコの秋山寛貴【写真:ENCOUNT編集部】
イラスト作品集『#秋山動物園 』発表イベントに登壇したハナコの秋山寛貴【写真:ENCOUNT編集部】

「高校時代から絵の仕事をしたかった」と明かす

 お笑いタレントの秋山寛貴(ハナコ)が20日、都内で行われたイラスト作品集『#秋山動物園』(朝日新聞出版)発表イベントに登壇した。同書はこの日、発売。秋山は同書をアピールしていた。

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 秋山はサイン本のお渡し会終了後に囲み取材に出席。小さい頃から絵が好きで、高校時代は美術工芸コースに通っていたという秋山は「高校時代から絵のお仕事の夢を見ていたので、うれしいです。もう一つの夢だったお笑い芸人を始めたんですけど、まさか自分の絵が書店に並ぶ日が来るとは思わなかったです」と喜びの声を上げた。

 同書に描かれたイラストは、コロナ禍でステイホームが叫ばれていた2020年5月からインスタグラムでの投稿をスタート。秋山は「お仕事がなくなって、皆さんもちょっと暗いし、自分もやることない。じゃあ、絵を毎日書くかと思って始めたんですが、こんなに続くとは思いませんでした」と心境を明かす。

 報道陣から「コントのネタ作りとの違いはありますか」という質問が上がると、秋山は「使う脳みそは似ているかもしれません。でも、気楽にやっています。目の前にお客さんがいるわけではないじゃないですか。ウケる、スベるがないので、自由に書かせてもらっています」と話し、笑顔を浮かべた。

 また、「個展は開きたいですね。イラスト以外の立体も興味あります。(同書には)44匹いるんですけど、実際、90くらいは描いているんですよ。本当は全部を一枚のパネルにしたいです」と秋山。報道陣から「大きい夢で言うと、どういうところでやりたいですか」と聞かれると、秋山は「森美術館。ちょうどいいサイズを知らなくて。上京をしてすぐ行ったりもしているんで、思い出の地でもあるんでいつかできたらいいですね」と夢を語った。さらに、秋山は「皆で話し合いながら、どういう意味だろうねとかなんか好きだわとか話の種になればいいなと思います」と同書をアピールしていた。

 同書は秋山が描いたくすっと笑えるオモシロ動物たちのイラスト集。インスタフォロワー数7.2万人を抱える著者が「#秋山動物園」を付けて投稿したイラストをまとめて1冊にした。刊行を記念し、4月13日からは東京・芳林堂書店高田馬場店と SHIBUYA TSUTAYA でイラストパネル展示と限定グッズ販売の特設ブース「#秋山動物園展示会」も開催する。

次のページへ (2/2) 【写真】お渡し会で作品集を手渡す秋山寛貴
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