声優・櫻井孝宏、所属事務所と契約終了 本人から退所の申し出「自身のけじめのため」

声優の櫻井孝宏が、所属事務所のインテンションとの契約が3月31日をもって終了することが発表された。

櫻井孝宏【写真:ENCOUNT編集部】
櫻井孝宏【写真:ENCOUNT編集部】

インテンションから発表「本人の気持ちを尊重し、このような結論といたしました」

 声優の櫻井孝宏が、所属事務所のインテンションとの契約が3月31日をもって終了することが発表された。

 インテンションの公式サイトでは「櫻井孝宏の一連の報道につきまして、ご迷惑をお掛けしておりますことを深くお詫び申し上げます。この度、2023年3月31日をもちまして、櫻井孝宏との所属契約を終了することといたしました」と発表。「一連の報道を受け、弊社としても事態を重く受け止め、今後の活動について協議を続ける中で櫻井から退所の申し出があり熟慮を重ねた結果、本人の気持ちを尊重し、このような結論といたしました」と説明している。

 発表では「長年にわたり応援してくださった皆さまには、このような突然の発表となりましたことをお詫びすると共に、これまでのご支援に深く感謝申し上げます」として、「今後、弊社の所属は離れますが、櫻井孝宏が周囲の方々やいただく仕事に対してより真摯に向き合っていくことを心から願っております」としている。

 また、櫻井本人もコメントを発表。「このたびは、私の不適切な行動によりご迷惑をおかけしており、誠に申し訳ございません。応援してくださった皆さまの信頼に背いてしまったこと、これまで仕事に関わってくださった皆さまに多大なるご迷惑とご負担をおかけしてしまいましたことを、心よりお詫び申し上げます」と重ねて謝罪し、退所を報告。次のように理由を説明した。

「私が退所を申し出ましたのは、ひとえに自身のけじめのためでございます。事務所を離れることが私に出来うる責任のとり方の一つであり、また、自身の考えを行動で示し、これからを作り上げていくことが、仕事に対する私なりのけじめであると考えました。一人になり、櫻井孝宏個人として自分の力で前に進めるよう努力してまいります」

 そして、「今後は仕事に真摯に向き合いながら、今一度自身を見つめ直し、失った信頼を回復できるよう、これまでいただいた皆さまからのご恩に報いられるよう歩んでまいります」としている。

 櫻井は2014年7月から約8年半にわたってインテンションに所属していた。

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