【舞いあがれ!】福原遥、作品への思い吐露「舞と一緒に私も成長していくような感覚」

俳優の福原遥がヒロイン・舞を演じたNHKの連続テレビ小説『舞いあがれ!』(月~土曜午前8時)の最終回が31日に放送され、昨年10月から半年にわたって舞を演じた福原がNHKを通じてコメントを発表した。

ヒロインの舞を演じた福原遥【写真:(C)NHK】
ヒロインの舞を演じた福原遥【写真:(C)NHK】

昨年10月から半年にわたって舞を演じる

 俳優の福原遥がヒロイン・舞を演じたNHKの連続テレビ小説『舞いあがれ!』(月~土曜午前8時)の最終回が31日に放送され、昨年10月から半年にわたって舞を演じた福原がNHKを通じてコメントを発表した。

「まだ私の中には舞がいるので、最終回というのは不思議な気持ちがしています。物語を通して、舞と一緒に私も成長していくような感覚でした。心優しいのはもちろんですが、舞がいつも周りのことを見て周りのために行動するところがすてきで、彼女の生き方や考え方は私に大きな影響を与えてくれたと思います」

 長崎・五島を舞台にした感動的な最終回の撮影のエピソードも紹介。

「最終回の撮影では、五島の皆さんがエキストラとして300人ぐらい集まってくださいました。なかには船で移動しなければならない場所から来てくださった方もいて、島の皆さんの温かさや愛情をすごく感じました。また、空に飛び立つシーンではいろいろなことを思い出しましたが、なかでも〝お父ちゃんの工場で作った部品で空を飛ぶ〟という夢を実現できたというところには私自身もグッとくるものがありました。『舞いあがれ!』は、ちょっとつまずいた時や落ち込んだ時などに、『一歩一歩自分なりに頑張ればいいよ』と背中を押してくれる作品だと思います。皆様にも繰り返し楽しんでいただけるような作品になっていたらうれしいです」

 最後は番組ファンに感謝の言葉。

「最後に、多くの方が温かく心優しい言葉で『舞いあがれ!』を応援してくださり、そのひとつひとつの言葉に励まされていました。ご覧になってくださる方々と一緒に歩んだ半年間だったと思います。本当にありがとうございました」

 東大阪や五島列島を舞台に、舞が空への夢に向かって奮闘する姿を描いた作品。4月1日は最終週の振り返りが放送され、語りは元NHKアナウンサーの武田真一さんという。

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