元TOKIOの山口達也さん（51）が24日までに、新会社の株式会社山口達也を設立したことが分かった。19日に同社のホームページを開設し、「私がこの度患っている『アルコール依存症』は、完治しないと医師に宣告されました。この病気と一生付き合って行こうと決めました。この病気を克服する方法はただ一つ、『アルコールを一生一口も飲まない』事です」と宣言。その上であらためて反省と決意を示した。

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「2018年、2020年に私が起こしてしまった事件、事故につきまして、誠に申し訳ございませんでした　改めてお詫び申し上げます。今は何故このような事態を招いたのか深く反省を続け、自戒をしつつ日々過ごしております　当時の私は、社会的影響力が強い立場でありながら、私に関わる全ての人々の信頼を損ね、又その報道を通じて多くの方々に不快な思いをさせてしまいました　どれだけ謝罪をしても、犯した罪を消せる訳ではありません　犯した罪を真摯に受け止め、同じ過ちを犯さぬよう歩んでいく所存です　重ねてお詫び申し上げます」

　会社概要には、「代表取締役 山口達也」と記され、事業内容を「各種依存症者向け講演活動」「企業向け各種危機管理セミナー」「SDGs活動のアドバイザー」などと明記。取得した資格は「ASK認定　飲酒運転防止インストラクター資格」「JDAP認定　メンタル心理カウンセラー資格」「ASK認定　依存症予防教育アドバイザー資格」としている。さらにはこれまでの講演、セミナー参加の活動歴を示してある。

　公式サイトには、山口さんの兄の声明も掲載。山口さんについて「私にとって自慢の弟でしたが、若い頃から過度な飲酒の傾向があったように思います　いつしか彼はいくら酒を飲んでも気持ち悪くなることもなく、吐くこともなく、目が回ることも無くなっていました　要はアルコール摂取のブレーカーが壊れてしまい、いくらでも飲むことが出来る体になっていました　しかしある一定の量を超えるとブラックアウトして体は動くが記憶がない状態になっていました」と明かした。そして、「私は、兄として弟が『一生アルコールを口にしない』という言葉を信じたいと思います　弟は、依存症当事者はもちろんですが、特に依存症者の周りで苦しんでいる方々の助けになれるよう講演活動などを中心にやっていきたいと話しております　何卒ご理解の程お願い致します」と後押しを誓った。