MEGUMI、娘が殺される母親役は「今までで1番きつい役」 夫役・オリラジ藤森の支えに感謝

俳優のMEGUMIが6日、都内で行われた映画『赦し』(アンシュル・チョウハン監督、3月18日公開)の完成披露試写会に、主演の尚玄、共演の松浦りょう、藤森慎吾(オリエンタルラジオ)、メガホンをとったアンシュル・チョウハン監督とともに出席した。

映画『赦し』完成披露試写会に出席したMEGUMIと藤森慎吾【写真:ENCOUNT編集部】
映画『赦し』完成披露試写会に出席したMEGUMIと藤森慎吾【写真:ENCOUNT編集部】

藤森はさまざまなものを差し入れ

 俳優のMEGUMIが6日、都内で行われた映画『赦し』(アンシュル・チョウハン監督、3月18日公開)の完成披露試写会に、主演の尚玄、共演の松浦りょう、藤森慎吾(オリエンタルラジオ)、メガホンをとったアンシュル・チョウハン監督とともに出席した。

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 本作は、娘を殺された元夫婦と犯行時に未成年だった加害者の女性という、癒やしようのない苦しみに囚われた3人の葛藤を見据え、魂の救済、赦し(ゆるし)という深遠なテーマに真っ向から挑んだ問題作。

 主人公・樋口克を演じる尚玄は、娘が殺される父親という役どころを演じ「20年俳優をやっているんですけど、20年の中でも1番つらい役どころでした」と吐露すると、克の元妻・岡崎澄子を演じるMEGUMIも「きつかったですよ。私も同じく今までやった役の中で1番きつい役だったのかなと思います」と共感し、「人を“赦す”ことについて考えましたし、ときに理不尽なこと直面しますけど、そのときに自分がどのように感じて乗り越えて成長していくのかと、(外国人の監督やスタッフなど)文化や概念が違う人たちとこういうテーマについて考えられたのは、苦しかったけど私の人間としての人生の中でも相当濃い時間でした。すごくいい時間を与えてもらいました」と感慨深げに語った。

 また、澄子の現在の夫・岡崎直樹を演じる藤森は「ずっとMEGUMIさんがつらそうだった」と回顧し、MEGUMIとはバラエティーでの共演が多い藤森は「ここまで女優・MEGUMIさんが役になりきって、澄ちゃんそのものになって演じていて、休憩時間も目が腫れぼったいような状況でいらっしゃるのが印象的だったので、ちょっとでも元気になっていただければと思って毎回どんな差し入れを入れたら元気になってもらえるかなって思っていました(笑)」と回顧。藤森は差し入れでお菓子を用意したり宅配でカレーを注文するなどしたそうで、MEGUMIは「みんなにものを与えてくれましたね。ありがとう。優しかった」と感謝した。

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