舞台『巌流島』公開ゲネプロ 横浜流星の身体能力を活かしたダイナミックな殺陣に注目

9日、明治座にて舞台『巌流島』の公開ゲネプロが行われ、宮本武蔵役の横浜流星、佐々木小次郎役の中村隼人らがスピーディーな殺陣をはじめ、ダイナミックな「武蔵VS小次郎」を披露した。

舞台『巌流島』公開ゲネプロに登場した宮本武蔵役の横浜流星【写真:ENCOUNT編集部】
舞台『巌流島』公開ゲネプロに登場した宮本武蔵役の横浜流星【写真:ENCOUNT編集部】

9日に明治座で公開ゲネプロが行われる

 9日、明治座にて舞台『巌流島』の公開ゲネプロが行われ、宮本武蔵役の横浜流星、佐々木小次郎役の中村隼人らがスピーディーな殺陣をはじめ、ダイナミックな「武蔵VS小次郎」を披露した。

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 2020年7月から9月にかけて上演が予定されていた本舞台だが、新型コロナウイルス感染拡大により公開が延期された。ゲネプロ前の会見で横浜は「上演が中止になったときの申し訳ない気持ちと、悔しい気持ちを晴らせるような舞台にしたい」と話していたように、ゲネプロでは、静と動のメリハリの利いた奥行きのあるドラマが展開する。

 オープニングでは武蔵と小次郎が対峙するところからスタート。その後、二人の出会いや共闘、さらにお互いがなぜ戦うような関係になっていったのかがドラマチックに描かれる。さらに二人の前に立ちはだかる敵と戦うシーンでは、身体能力の高さには定評のある横浜をはじめ、中村ら俳優たちが、所狭しと舞台を駆け抜け、ダイナミックな殺陣を披露する。

 演出を務める堤は会見で「ギャグは封印。とてもシリアスな展開です」と語っていたが、この言葉通り、舞台上では“剣”を通して、さまざまな思いが交差する緊張感あふれるシーンが続いた。

 令和版『巌流島』は、新解釈、新設定を元に、時代物の舞台で敏腕を振るうマキノノゾミが脚本、堤が大殺陣、LEDなどの映像効果をフル活用して演出を務め、宮本武蔵と佐々木小次郎の名勝負を描く。

次のページへ (2/2) 【写真】横浜流星のダイナミックな殺陣に注目…舞台『巌流島』公開ゲネプロの様子
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