【星降る夜に】ポンコツ新米医師“深夜”ディーン・フジオカの豪快な転倒に爆笑「吉本新喜劇ばり」

俳優の吉高由里子が主演を務め、北村匠海が共演するテレビ朝日系連続ドラマ『星降る夜に』(火曜午後9時)の第3話が1月31日に放送された。ディーン・フジオカ演じる45歳のポンコツ新米医師・佐々木深夜と雪宮鈴(吉高)の意外なつながりが明らかになった。

ディーン・フジオカ【写真:ENCOUNT編集部】
ディーン・フジオカ【写真:ENCOUNT編集部】

しんみりシーンからの大転倒に爆笑も「吉本新喜劇ばりのこけ方」

 俳優の吉高由里子が主演を務め、北村匠海が共演するテレビ朝日系連続ドラマ『星降る夜に』(火曜午後9時)の第3話が1月31日に放送された。ディーン・フジオカ演じる45歳のポンコツ新米医師・佐々木深夜と雪宮鈴(吉高)の意外なつながりが明らかになった。

(※以下、ドラマの内容に関する記述があります)

 同作は、脚本家・大石静が描くオリジナル作品。心がすり減り熱意を失った35歳の産婦人科医・雪宮鈴(吉高)と、自由奔放に人生を謳歌(おうか)して生きる25歳の遺品整理士で、生まれつき耳が聞こえない柊一星(北村)。「命のはじまり」と「命の終わり」をつかさどる2人が出会い、ひたむきな10歳差恋愛を育んでいくピュア・ラブストーリー。

 のどかな海街にある「マロニエ産婦人科医院」で働く鈴は、ある医療裁判がきっかけで大病院を追われた過去があった。誰にも本音を語らず孤独な毎日を過ごしていた鈴は、息抜きのために行ったソロキャンプで美しい青年・一星と出会う。一星は突然鈴にキスをして、2人の不思議な関係が始まった。

 深夜は、マロニエ産婦人科医院で鈴のもとにつきながら勤務している新米医師。30代後半で前職を辞めて医学部に入り、45歳で医師になったという異色の経歴の持ち主だ。

 ある日、院長・麻呂川三平(光石研)から釣りの誘いを受けた鈴と深夜は、3人で海に行く。釣った魚は麻呂川が料理して振る舞う予定だったが、その日が結婚記念日だったことを思い出す。麻呂川は魚を置いて、鈴と深夜を2人だけにして帰ってしまう。

 魚を前に呆然とする鈴に、深夜は自分がさばいて振る舞うという。深夜の自宅にあがった鈴は、医学部になる前の職業を訪ねた。「都庁で働いてました」と答える深夜に、「どうして医者になったの?」と聞く鈴。すると深夜の表情が強張った。変化に気づいた鈴は、「ごめん、答えなくていいや」と遠慮するが、深夜は「いえ、雪宮先生には聞いてもらいたいです」と続けた。

「10年前に、妻と子どもを亡くしました」と告白する深夜。妊娠中の妻とお腹の子どもは、37週までは問題なく順調だったという。しかし妻は常位胎盤早期剥離(じょういたいばんそうきはくり)による出血性ショックで亡くなり、胎児も助からなかった。「きのうまで元気だった妻とお腹の子を同時に失って、なんだか、現実だと思えなくて。涙も出なくって」と振り返る深夜。

「あのとき、深く頭を下げているお医者さんの後ろで、ボロボロ涙を流して泣いている若い女の先生がいて……。いい先生だなと思いました」と明かす深夜。泣いていたのは、研修医時代の鈴だった。「だから、僕も雪宮先生みたいなお医者さんになりたいんです」と語った。

 驚いた鈴は、深夜が当時の妊婦の夫だったことには気づかなかったが、「あのときのこと」は覚えていると涙を流した。深夜は鈴の涙をぬぐおうとし、「変わってないですね、雪宮先生。また僕の代わりに、泣いてくださって」と感謝した。

 SNS上では、「10年前に鈴と深夜は出会っていたなんて」「涙も出ない深夜先生の姿にこちらが涙しました」「深夜先生の辛い過去の中で、鈴の涙が救いだったか」と切なくなる視聴者が相次いだ。

 しんみりした場面の後、深夜は酔った鈴を送り届けようとして道路で盛大にこけてしまう。あまりの派手な転倒ぶりに、「佐々木深夜の転び方がヤバイ」「やり過ぎなくらい豪快なコケっぷりに爆笑してしまいました」「過去を知って涙すると同時に、吉本新喜劇ばりのこけ方(あれはもうアクションですよねw)」といった声も挙がっている。

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