渋谷でたばこのポイ捨て9割減を実現 話題の「投票型喫煙所」が長野・松本駅前にも設置
よりマナー良く、心地よい分煙の実現を目指す喫煙所ブランド「THE TOBACCO」を運営する株式会社コソドは、たばこのポイ捨てをなくす社会の実現を目指す「ポイ捨て図鑑プロジェクト」を2021年より展開。この度、ポイ捨ての効果的な削減を目的とした本プロジェクトの一環として、先月21日より長野・松本駅前に、松本市及び松本県ヶ丘高等学校と協働で「投票型喫煙所」を期間限定で設置を開始した。
渋谷、横浜駅西口に続き3か所目
よりマナー良く、心地よい分煙の実現を目指す喫煙所ブランド「THE TOBACCO」を運営する株式会社コソドは、たばこのポイ捨てをなくす社会の実現を目指す「ポイ捨て図鑑プロジェクト」を2021年より展開。この度、ポイ捨ての効果的な削減を目的とした本プロジェクトの一環として、先月21日より長野・松本駅前に、松本市及び松本県ヶ丘高等学校と協働で「投票型喫煙所」を期間限定で設置を開始した。
投票型喫煙所とは「人生に大事なのは金か、愛か」など、誰しもが悩む究極の2択の「投票型灰皿」を設置した喫煙所。楽しみながらたばこのポイ捨てを減らすことを目的とし、行動経済学(ナッジ)に基づいた喫煙者が能動的に吸い殻を捨てたくなる仕組みとなっている。
ポイ捨て図鑑サイト内で最もポイ捨てが多かった「渋谷センター街 宇田川クランクストリート」に土日限定で投票型喫煙所を設置したところ、設置前後でポイ捨て数は約90%減少し、街の美化に大きく貢献した。
渋谷の実績を踏まえて、先月7日より横浜駅西口五番街に新たに投票型喫煙所を設置。そして、松本駅近辺にも投票型喫煙所を設置することになった。
○松本県ヶ丘高等学校・川口陽葵さん
「私は松本市のたばこのポイ捨て問題に着目し、この街をより綺麗にし、住んでいる人にとっても観光客の方にとってもよりよい街にしたいという想いからこの活動をしています。現在、街にゴミを捨てないようにするという目的から灰皿の数自体は減少傾向にあり、喫煙者の方にとって肩身の狭い状況だと思います。喫煙者の方も住民、観光客の1人だと思うので、この投票型灰皿を設置し、ポイ捨てが減ることがその方たちにとっても、また非喫煙者の方にとっても良いものになればいいなと思っています」
○松本市 住民自治局 地域づくり課 ユースサポート担当
「これからの地域社会を持続可能なものにしていくためには、次代を担う若い世代の活躍が不可欠です。若者自らが地域社会の中で自分なりの意見や考えを持ち、若者目線で松本の魅力・課題解決を発見することに期待し、若者の地域活動をサポートしています。今回、高校生の川口さんが取り組んだ投票式を用いたタバコのポイ捨て削減をテーマとした企画・調査についても、このことをきっかけに街の美化に対する意識変化につながればと願っています。松本市としても引き続き若者を松本市の財産と捉えて、若者を社会全体で育み、若者が活躍できるまちづくりを目指してまいります」