山下美月がフジ連ドラ初出演 「スタンドUPスタート」追加キャストに安達祐実ら4人
俳優の竜星涼が連ドラ初主演を務める2023年1月18日にスタートするフジテレビ系水10ドラマ「スタンドUPスタート」(初回15分拡大)に、さらなる追加キャストとして、山下美月、水沢林太郎、塚地武雅、安達祐実の出演が30日に発表された。
水沢林太郎は起業を目指す大学生役
俳優の竜星涼が連ドラ初主演を務める2023年1月18日にスタートするフジテレビ系水10ドラマ「スタンドUPスタート」(初回15分拡大)に、さらなる追加キャストとして、山下美月、水沢林太郎、塚地武雅、安達祐実の出演が30日に発表された。
原作は、漫画家の福田秀が描く「週刊ヤングジャンプ」(集英社)で現在も連載中の大人気コミック。過去の栄光にすがる中年や前科者、就業経験のない主婦、就職活動に挫折した大学生など、さまざまな事情を抱えた“訳アリ人材”へ投資する主人公を描くビジネスストーリー。
山下が演じるのは、メガバンク「みその銀行」の融資部門に勤める銀行員・羽賀佳乃(はが・よしの)。合理的で物事を白黒ハッキリさせたがる性格で、仕事ではテキパキと業務をこなす優秀な銀行員だ。厳格な母親と二人暮らしで過去の経験からギャンブルを毛嫌いしている。乃木坂46としてのアイドル活動だけでなく、俳優としてもドラマに多数出演する山下は、現在放送中のNHK連続テレビ小説「舞いあがれ!」では、朝ドラ初挑戦となったが、高い演技力でお茶の間でも幅広い世代に親しまれ、注目を集めている。
本作がフジテレビ系連続ドラマ初出演となる山下は、「私自身ビジネスドラマも銀行員という役も初めてなので、衣装合わせでスーツやメガネをたくさんフィッティングした時に、ちゃんとなじんでいるのかドキドキしていました(笑)。普段アイドルのキラキラした衣装を着ている時とは真反対な性格や見た目をしているので、そこも是非注目していただきたいです!」と明かした。
水沢が演じるのは、将来、起業を目指す大学生・立山隼人(たてやま・はやと)。大学の起業サークルに所属しており、独自の高いビジョンを掲げ、常に“事業計画書”を持ち歩いている。ゆくゆくは、「大きな問題に立ち向かって、自分が生きる未来を切り開きたい」と周りには豪語しているが、小心者な一面もある。ある日、たまたま出会った大陽から「スタートアップしよう!」と声を掛けられ、起業のチャンスを手に入れることになる。水沢は、「僕が演じる隼人は、とても真面目な青年です! 大学デビューしたかのような、ちょっと目立ちたいけど、でもビビりな部分もあって、そんな所が可愛いやつです(笑)」と自身の役柄についても語った。
塚地が演じるのは、三星大海(みほし・たいが/小泉孝太郎)が社長を務める「三ツ星重工」の元社員・武藤浩(むとう・ひろし)。「三ツ星重工」の造船所の現場責任者として約24年間、会社に貢献していたが、大海が断行した過去最大のリストラで失業の憂き目に遭ってしまう。しかし、あることがきっかけで大陽と出会い、武藤の人生は変わり始めることに。
塚地は、芸人・ドランクドラゴンとして活躍する一方で俳優としてのキャリアも長く、人気作にも出演。塚地は自身の役について「僕が演じる武藤は、人生を懸けて勤めてきた会社をリストラされ自暴自棄になっているところを大陽にスタートアップの話を持ちかけられます。人間投資家の大陽のスケール、器の大きさに憧れ、立ち上がる男です」とコメント。また、「現場で初めて見た竜星涼くんのたたずまいが大陽そのもので驚きました。そして、セリフのやりとりを始めたらさらに大陽!武藤は大陽に。塚地は竜星涼に付いて行きます!」と竜星との初共演について喜びを明かした。
安達が演じるのは、シニア向けマンションの管理人・音野奈緒(おとの・なお)。もともとは、仕事経験ゼロの専業主婦だったが、大陽との出会いにより、明るい性格や手先の器用さ、気配り上手な所などが見込まれ、シニア向けマンションの管理人として働くことになる。専業主婦ならではのアイデアや得意な家事力を発揮し、空き部屋だらけのマンションを瞬く間に満室にし、人気のシニア向けマンションへと一変させる。
安達は、現在放送中のドラマ「ザ・トラベルナース」(テレビ朝日系)など、数々の人気ドラマに出演。なお、安達がフジテレビ系連続ドラマにレギュラー出演するのは、「主に泣いてます」(2012年)以来の約10年ぶりの出演となる。本作について、「私が演じさせていただきます音野は、専業主婦でありながら、自分も夫のため家族のために何かできないか、ともがいている役どころです。自信がないわけではなく、何ができるのか分かっていない。そこを大陽さんに気付かせてもらって、背中を押してもらいます。今作は、大陽さんと出会うことで、みんなそれぞれ自分に合った居場所を見つけていく。あたたかく前向きな気持ちになれる作品です。楽しく見ていただけたらと思います」とメッセージも寄せた。