【親愛なる僕へ殺意をこめて】怒涛の展開に圧倒される視聴者「まだなんかあるんだ」

アイドルグループ「Hey! Say! JUMP」の山田涼介が主演を務めるフジテレビ系水10ドラマ「親愛なる僕へ殺意をこめて」の第5話が2日に放送された。真犯人が明らかになっただけでなく新たな展開や人格の謎が浮かんだ盛りだくさんの内容に、「まだなんかあるんだね、、」と驚きの声が多く上がっている。

「親愛なる僕へ殺意をこめて」の第5話が放送【写真:(C)フジテレビ】
「親愛なる僕へ殺意をこめて」の第5話が放送【写真:(C)フジテレビ】

徐々に明らかとなる過去の事実

 アイドルグループ「Hey! Say! JUMP」の山田涼介が主演を務めるフジテレビ系水10ドラマ「親愛なる僕へ殺意をこめて」の第5話が2日に放送された。真犯人が明らかになっただけでなく新たな展開や人格の謎が浮かんだ盛りだくさんの内容に、「まだなんかあるんだね、、」と驚きの声が多く上がっている。

(※以下、ドラマの内容に関する記述があります)

 連続殺人犯を父に持つ主人公の大学生・浦島エイジ(山田)がある日、自らが二重人格であることを悟り、もう1人の自分である“B一”が殺人を犯しているかもしれないと底知れぬ不安にかられて、真相を明らかにしようと決意し、そこから驚がくの事実が次々と白日の下にさらされる、見る者に息つく暇も与えないどんでん返しのストーリー展開が見どころの二重人格サスペンス。

 前回、白菱(佐野史郎)の家で黒いミニバンを見つけたナミ(川栄李奈)。警察に出き桃井(櫻井ユキ)に白菱の家に止まっていた黒のミニバンの写真を見せると、葉子に関する白菱の証言に矛盾があることを告げる。

 その頃、エイジは京花(門脇麦)に連れられてとある団地の一室に来ていた。そこは京花が幼い頃に実の家族と住んでいた部屋で、彼女はその部屋で両親から虐待を受けていたことをエイジに吐露する。そして京花はそんなつらい自分の元に“白馬の王子様”が現れたと続け、「それはね、エイジ君のお父さん」「エイジ君のお父さんのLLがね、私のお姉ちゃんを殺してくれたの」と無邪気に話すのだった。戸惑うエイジに京花は、姉が殺されたあと母親が後を追って命を絶ち、虐待から解放されて自由になれたと話す。姉と母親が亡くなり、父親からも逃げ出すことに成功した京花はその後、施設で2年ほど暮らし、7歳の時に現在の両親の養子になったのだった。

「今の私がいるのは全部LLのおかげ」とうれしそうに明かす京花に驚きを隠せないエイジ。さらに京花は、「LLの血を受け継いだエイジ君なら、いつか必ずお父さんみたいになってくれる。私はその姿を1番近くで見守りたかった」とエイジをずっと探していたことも告げる。

 京花が自分と付き合った理由が“LLの息子だから”ということを知り、ショックを受けるエイジ。京花は一緒に過ごした日々の全てがうそだったわけではないと彼を慰めると、エイジをずっと見ていたからこそ二重人格であることにも気づいたと2か月前から“B一”の存在を知っていたことも明かす。

 京花はエイジが葉子(浅川梨奈)と会っていることに気がつき、様子を探っているうちに二重人格だという事実に行き着いたという。大学のエイジは表の顔で、別人格の“B一”が売春婦である葉子に近づき、父親であるLLと同じように売春婦を殺そうとしていると思い高揚したという京花。エイジが自分を助けてくれたLLと同じ道をたどろうとしていることに喜びを感じたが、“B一”が葉子を殺す気配がないため、“ある人物”に様子を探らせたという。京花がその人物について「私のお父さん。せっかくだから紹介するね!」と話し部屋のふすまを開けると、そこには息絶えた白菱の姿が。京花は白菱が過去に自分にしてきたことや新しい家族の存在を人質に彼を脅し、葉子の元へ差し向けていたこと、それでも“B一”がなぜ葉子を殺さないのか分からなかったため、“B一”と直接話しをしたことも明かす。

 その結果、“B一”に葉子を殺す気がないことを知った京花はサイから金を奪う計画を進行した白菱が運転する黒いミニバンに同乗して葉子をさらい、団地の一室に監禁して殺したという。あまりの告白内容に反応できないでいるエイジに、京花は「もう、しょうがないなぁ」と頬を膨らませると、布に包まれたある物体を見せる。それは葉子の耳で、「もう片方の耳、受け取ってくれたでしょう? 私からエイジ君へのプレゼントだったんだぞ」とうれしそうに言い放つのだった。さらに「もう僕は、君の力になれない」と泣くエイジに、京花は「今から私、エイジ君を殺すね」と不敵にほほ笑む。

 一方、ナミの証言をもとに白菱を追っていた桃井たちは、白菱が数週間前に昔住んでいた団地の一室を買い戻していることを突き止める。桃井たちが部屋に踏み込むと、そこには刺されて倒れている京花と血のついたナイフを持って立っているエイジの姿が。警察に踏み込まれたエイジは窓から飛び降りてナミに助けを求めるが、助けにきたナミの車に乗り込んで程なくするとエイジの人格は“B一”に変貌する。実は警察に踏み込まれる前に団地の一室で目を覚ましたのは“B一”で、なぜ京花が刺されているのか、なぜ自分が血のついたナイフを持っていたのかは一切記憶がないという。

 エイジが人を傷つけるわけがないと主張するナミは「あなたのせいでエイジの人生、メチャクチャじゃない」と“B一”に食ってかかるが、そんなナミに“B一”は「そもそもあいつは存在しない人間なんだ」と言い放つ。そして戸惑うナミに「そのまんまの意味だ。後から生まれた人格は俺じゃない。あいつだ。浦島エイジは15年前に俺が生み出した別人格なんだ」と明かし、「教えてやるよ。15年前、なぜエイジが生まれたのか」と言い放つのだった。

 怒涛(どとう)の展開を見せた内容に、SNSは「京花ちゃんめちゃくちゃ怖かった」「やばすぎて鳥肌たった」と大騒ぎ。京花の正体だけでなく、実はエイジの方が後からできた人格だという事実に驚いた視聴者も多く「15年前に何があったのか…」「まだなんかあるんだね、、」という声も。じわじわと事実が分かっていく内容に「1話からじっくり見返したい」「来週が楽しみ」という感想も上がっている。

次のページへ (2/2) 【写真】「親愛なる僕へ殺意をこめて」第5話の場面ショット
1 2
あなたの“気になる”を教えてください