松村北斗、新海誠監督とのアフレコで「すべてを預けた」 完成作に圧倒される
SixTONESの松村北斗が25日、都内で行われた新海誠監督の最新作「すずめの戸締まり」(11月11日公開)の完成報告会見に出席。新海監督とのアフレコを振り返った。
映画「すずめの戸締まり」完成報告会見に出席
SixTONESの松村北斗が25日、都内で行われた新海誠監督の最新作「すずめの戸締まり」(11月11日公開)の完成報告会見に出席。新海監督とのアフレコを振り返った。
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同作は「君の名は。」(2016年)、「天気の子」(19年)に続く、新海監督の3年ぶりとなる最新作。日本各地の廃墟を舞台に、災いの元となる“扉”を閉めていく少女・すずめの解放と成長を描く現代の冒険物語。松村は声優初挑戦となり、扉を閉める旅を続ける“閉じ師”の青年・草太を演じた。
松村は新海監督とのアフレコを「すべて1度委ねて、そこから返してもらった中で全力で立ち回る期間だった」といい、「必死に生きる生き方の新たなルートを見つけられた気がする。アフレコ中、明日が来るのがどんどん楽しくなった。今の自分のまま明日を生きていく楽しみをもらった思い」と充実した収録を回想した。
また松村は「新海さんが僕らのことを“楽器”と表してくれた。『この音じゃない、このメロディーやない』とどんどん現場で変えてくれた。アフレコ中の変化や苦悩は、僕より新海さんが詳しいのではないかと思うくらい、僕はすべてを預けた」と明かした。
松村の言葉に、新海監督は「草太の声を一緒に探していこうという気持ちでやっていたけど、ある部分から北斗くんが“自分を全部委ねる”という気持ちに切り替わっていた。そこからより草太になっていたと感じました」と松村の話聞いて納得していた。
完成した作品をひと足早く鑑賞。松村は「魅力的なシーンを挙げたらきりがない。何度も笑って、何度も涙が出てきた。笑った理由も、涙も理由も種類も違っていて、自分の中にこんなに感性の幅があるんだなって。作品を見ているけど、自分を見ているような作品」と圧倒された様子だった。
会見にはそのほか、原菜乃華、染谷将太、伊藤沙莉、花瀬琴音、RADWIMPSの野田洋次郎、映画音楽作曲家の陣内一真が参加した。