映画「炎上シンデレラ」（11月4日より全国公開）の完成披露上映会が19日に都内で行われ、主演の田中芽衣をはじめ、飯島寛騎、尾崎将也監督が出席した。

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　初主演映画の撮影中にスキャンダルを起こして炎上し、芸能界を追放された女優の安西みつほ（田中）。その映画にメイキング班として参加していた田代良一（飯島）は、いつかみつほ主演の映画を撮ることを夢見ていた。スキャンダルを起こした1年後、運命的な再開を果たした2人の間に割り込む、小劇団の主催者・山倉賢太（大河内健太郎）。みつほと田代がこの劇団に入ってしまったことから、物語は妙な方向へ進んでいく。

　同作品の撮影について飯島は「全部のシーンをリハーサルしたので、現場では『おっす。やりましょうか』って感じで、現場で細かく詰めていきましたね」と振り返った。

　また、田中とは同作品が初共演とのことで、第一印象は「ふわっとしていて『何を考えているんだろう……』って部分がみつほとリンクしていたので、僕は楽しかったです」と口に。すると、田中は「私も楽しかったですよ（笑）」と笑顔を見せた。

　ほか、役作りの方法を聞かれた飯島は「僕は演出をしたいという役だったので『監督ってどういう姿、立ち振舞なんだろう』っていうのをずっと観察していました」と回答。これを聞いた尾崎監督は「試写を観た僕の知り合いが『田代が段々と尾崎さんに見えてきた』と言っていたので、役作りはすごくうまくいったんじゃないかなと思います」と話していた。