のん、主演映画で「ちょっとズルを」 さんま“丸かじり”シーンの裏側をぶっちゃけ
女優・のんが11日、都内で行われた映画「さかなのこ」大ヒット御礼舞台あいさつに、メガホンをとった沖田修一監督とともに登壇した。
さかなクンの分身役に共感「背中を押してくれるような役柄」
女優・のんが11日、都内で行われた映画「さかなのこ」大ヒット御礼舞台あいさつに、メガホンをとった沖田修一監督とともに登壇した。
25歳人気女優のクルマ愛…免許はマニュアル取得、愛車はSUV(JAF Mate Onlineへ)
子どもの頃からお魚が大好きだったさかなクンが、たくさんの出会いの中でやがて“さかなクン”になるまでを描いた原作「さかなクンの一魚一会~まいにち夢中な人生!~」(講談社)を、劇作家や映画監督でもある前田司郎がフィクションも織り交ぜながら沖田監督とともにシナリオとして大胆にアレンジした本作。
イベントでは、事前に本作の公式ツイッターで募集した質問に2人が答えるという企画が行われ、主人公でさかなクンの分身でもあるミー坊役を演じたのんは、本作が自身の演技や創作意欲にどんな刺激や影響を与えたのかと問われると「ミー坊は好きを追い求めて、お魚さんを追い求めてお魚博士になる夢に真っすぐ突き進むじゃないですか。その何にも影響されない好きを持っているということにすごく勇気づけられましたね」と目を輝かせた。そして、「私もミー坊と似たところがあって、猪突猛進に自分のやりたいことに向かって突き進む傾向にあるので、ミー坊のように生きていいんだって。そういう風になりたいなって気持ちになりました。かなり背中を押してくれるような役柄だなって感じています」としみじみと語った。
また、劇中でさんまを頭から食べているというのんは、実際にはどこまで食べるのか尋ねられると、「さかなクンが言うには『背骨は後ろに伸びてるから頭から食べれば刺さらない』。それで沖田監督も試してくれたんです」と話し、沖田監督が「(頭から食べても)大丈夫だったけど、魚によっては危ないと思いました」と答えると、のんは「私もそのシーンで本当に食べているんですけど、ちょっとズルをしていて……」とぶっちゃけて笑いを誘った。「背骨を途中まで抜いてもらって、すごく柔らかくしてもらっていて。でも頭は本当に食べてますし、おいしくてバクバク食べていたら背骨の硬いところまでいっちゃって、食べてみたんですけど割といけました」と笑顔で語った。
さらに、食事のシーンでのんの口元についた食べカスを母親役の井川遥が指摘するシーンが話題にのぼると、「あれって私が勝手に口元につけちゃたんですよね。私、よく口の周りに食べカスがつくんですよ(笑)」と打ち明け、「この間、ドーナツを食べていたらお砂糖がおでこに張り付いていて……。どうやってついたんだろうって思ったんですけど(笑)」と爆笑。「でも、それがあのシーンでいい感じになっていてよかったです」と声を弾ませた。