「カンブリア宮殿」が放送800回 ゲストは秋元康「テレビ史上とても重要な意味持つ」

テレビ東京系の人気経済番組「カンブリア宮殿」(毎週木曜、午後11時06分)が、8日の放送で800回を迎える(スタートは2006年4月)。記念回にはスペシャルゲストとして作詞家・プロデューサーの秋元康が登場する。

スペシャルゲストとして「カンブリア宮殿」に出演する秋元康(右)【写真:(C)テレビ東京】
スペシャルゲストとして「カンブリア宮殿」に出演する秋元康(右)【写真:(C)テレビ東京】

「激流を掴む先駆者に聞く」と題し、2週連続で秋元康の日常に密着

 テレビ東京系の人気経済番組「カンブリア宮殿」(毎週木曜、午後11時06分)が、8日の放送で800回を迎える(スタートは2006年4月)。記念回にはスペシャルゲストとして作詞家・プロデューサーの秋元康が登場する。

 収録後、秋元が「長寿番組が生まれにくい時代に16年半、800回続くということは、日本のテレビ史上とても重要な意味を持っている」と語った同番組には、これまで企業のトップを中心に多彩なゲストが登場。作家・村上龍の視点を通して見えてくる企業の本質に迫る、ほかの経済番組とは一線を画す内容が魅力だ。

 視聴者と近い目線で質問を投げかける女優・小池栄子の存在感も大きく、番組開始以来、不動の2人がMCを担当している。

 今回のゲスト、秋元は10代で放送作家としてデビューして以来、作詞家として「おニャン子クラブ」の楽曲や美空ひばりの「川の流れのように」を手掛け、06年からは「AKB48」、11年からは「乃木坂46」をプロデュースし、社会現象にもなっている。番組では64歳になった現在も365日、膨大な仕事量をこなす秋元の日常に密着。「激流を掴む先駆者に聞く」と題し、2週連続で村上と小池が迫る。

 以下は村上龍、小池栄子、秋元康のコメント。

○村上龍
「あまり実感がありません。800回を数えますが、毎回新鮮味がありテレビの素人なのでいつも緊張しています。これからも、素人目線を貫いていきたいです」

○小池栄子
「気づいたら16年半、800回になっていました。ここまで長い番組に携わったことはないので、率直に嬉しいです。龍さんの生き方、発言はずっとブレていないので、いつも勉強になっています」

○秋元康
「『カンブリア宮殿』放送開始から16年半、800回記念、おめでとうございます。テレビの役割も、視聴者のニーズも、目まぐるしく変わり続ける中、これだけの長寿番組になったのは、ナビゲーターの村上龍さんと小池栄子さんの時代を冷静に客観的に捉える“定点観測の眼”にあると思います。これからも、新たな経済人をゲストに迎え、日本経済の“今”を伝え続けてください」

次のページへ (2/2) 【写真】8日放送「カンブリア宮殿」のスタジオカット
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