「VALORANT Champions Tour Game Changers Japan（以下、VCT Game Changers Japan）」を主催する合同会社ライアットゲームズと、大会を運営するRAGE（株式会社CyberZ、エイベックス・エンタテインメント株式会社、株式会社テレビ朝日）は、公式女性大会「VCT Game Changers Japan」を7月30日から7日にかけて開催。初代王者に「FENNEL」が輝いた。

「VCT Game Changers Japan」は、日本初開催となるタクティカルFPSゲーム「VALORANT」の公式女性大会。全16チームが出場し、シングルエリミネーション方式でトーナメントを実施した。7月30日のOpen Qualifier、6日のSemi Finalsを勝ち上がり、7日のFinalに駒を進めたのは「FENNEL」と「REIGNITE Lily」の2チーム。実況の谷藤博美、解説の岸大河が見守る中、「FENNEL」が3-2で「REIGNITE Lily」を下し、初代王者に輝いた。

「FENNEL」と「REIGNITE Lily」は、今秋に予定されている東アジア大会「VALORANT Champions Tour 2022: Game Changers East Asia Qualifier」に進出し、日本時間11月15日から20日にドイツ・ベルリンで行われる世界大会「VALORANT Champions Tour 2022: Game Changers Championship」への出場権をかけ競い合う。

　接戦続きで長丁場となり、FinalのBO5が終わったのは午前0時過ぎだったが、「FENNEL」の面々は元気な様子でオンラインインタビューに応えた。感想を問われると、KOHALはよろこびのあまり号泣。LENは「うれしいし、味方に『お疲れさま』と『ありがとう』を言いたい」と応え、AIKAが「めっちゃうれしい！」と素直にコメントすると、すかさずほかのメンバーから「うれしいね」と共感の声が漏れ、和やかな空気が流れた。

　Finalの疲労度を聞かれ、「0から100で表すと1万くらい。本当に疲れました」と独特な表現で語ったのはリーダーのCurumi。「初めての公式大会で至らない点もたくさんあったけど、アジア大会まで時間があるので細かいところを修正しつつ挑みたい」と意気込み、感謝の言葉とともに「絶対勝って帰ってくるので、これからも応援お願いします!」とファンにメッセージを送った。