インスタントジョンソン・じゃい、競馬払戻金への追徴課税で破産「この法律をぜひ変えてほしい」

お笑いトリオ「インスタントジョンソン」のじゃいが5日、競馬の払戻金への追徴課税により、苦境に立たされていることを明かした。自身のYouTubeチャンネル「じゃいちゅ~ぶ」で詳細に言及している。

「インスタントジョンソン」のじゃい【写真:YouTubeチャンネル(じゃいちゅ〜ぶ)より】
「インスタントジョンソン」のじゃい【写真:YouTubeチャンネル(じゃいちゅ〜ぶ)より】

「じゃいのところへ税務署がやって来た」と題して動画公開

 お笑いトリオ「インスタントジョンソン」のじゃいが5日、競馬の払戻金への追徴課税により、苦境に立たされていることを明かした。自身のYouTubeチャンネル「じゃいちゅ~ぶ」で詳細に言及している。

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 じゃいは2020年12月に川崎競馬で馬券を的中させ、6410万6465円の払戻を受けたことで知られる。5日、「【超緊急配信】じゃいのところへ税務署がやって来た【拡散希望】」と題した動画を投稿。「破産しました」と切り出し、「去年の秋に、僕の家に2人の男性が訪ねてきました。税務署の人ですね」と、状況を説明した。

「僕は税金もちゃんと納めているし、競馬で勝ったお金も申告しているので、やましいところはまったくない」というじゃい。しかし、通帳や資料を差し出して出た結果は、「マンションを買えるくらいの請求が来ました」。外れ馬券が経費にならないということになり、「分かりやすくいうと1億円使って1億5000万勝ったとすると、1億5000万円に税金がかかるので、5000万円しか勝っていないのにまるまる持っていかれてしまうというような状態です」とうなだれた。

 続けてじゃいは「これはもう納税なんてものじゃないですね。競馬ファンの中では二重課税と言われていますけど、僕にとってはカツアゲレベルです」と無念を語っている。また、国を相手に裁判を起こしても最低6年かかると言われたことも明かし、費用がかさむこともあり、「勝てるとは思いましたが」断念して支払ったという。

 今回の件を受け、「競馬、競艇とかの税金は、無税にした方がいいと思います」と語り、税金が怖くて大口の購入ができない人も多い実情を明かしたじゃい。「二度と僕のような存在を出さないために、政治家の方なりに、この法律をぜひ変えてほしいという思いがあります」と訴えていた。

次のページへ (2/3) 【動画】「マンションを買えるくらいの請求が…」 じゃいが公開した“破産”報告
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