那須川天心「地上波でやらないのであれば俺はもうやめてもいい」 308文字に込めた思い
キックボクシングの“神童”RISEの那須川天心とK-1の絶対的エース・武尊の“世紀の一戦”が行われる6月19日の「THE MATCH 2022」(東京ドーム)について、地上波での放送を予定していたフジテレビが放送を見送ることが5月31日、決まった。一夜明けた1日、天心が思いをつづった。
「確かに時代はネットやYouTubeかもしれない」
キックボクシングの“神童”RISEの那須川天心とK-1の絶対的エース・武尊の“世紀の一戦”が行われる6月19日の「THE MATCH 2022」(東京ドーム)について、地上波での放送を予定していたフジテレビが放送を見送ることが5月31日、決まった。一夜明けた1日、天心が思いをつづった。
放送予定だったフジテレビの放送見送り。発表直後に天心はツイッターで「みんなごめん」「お金の為じゃねえんだよ 未来の為にやってんだよ 子供達はどうすんだよ」と怒りを滲ませていた。
そしてこの日はインスタグラムに長文で思いのたけをつづった。
「たまたまつけたテレビで人生が変わることもあるし
俺は地上波で 格闘技を見てキックボクシングを始めた だから最後は絶対にテレビでやらないと恩返しが出来ない
この試合を見て格闘技を始める人、何でもいいから何かを始める人 沢山居ると思う
そのきっかけになりたい
確かに時代はネットやYouTubeかもしれない
PPVでやれば沢山のお金が稼げるのかもしれない けれどそんなのはどうでもいい 目先のお金なんてちっぽけだし 俺はお金の力には負けたく無い
この試合は沢山の子供達、未来のある人達、より多くの人に観てもらいたい
それには地上波しか方法は無い
もし地上波でやらないのであれば俺はもうやめてもいいと思ってる
最後なんだ これで終わりなんだ 頼む。
日本はまだまだ出来るはず」
308文字に込めた思い。天心は次世代を担う子どもたちのためにも、地上波での放送を願っている。