LDHの至宝・中村倫也、「ROAD TO UFC」参戦正式決定 1回戦は6月にシンガポール開催

LDH所属の総合格闘家・中村倫也が13日、「ROAD TO UFC」の参加選手に選ばれたことが分かった。

「POUND STORM」で死闘を繰り広げた中村倫也【写真:ENCOUNT編集部】
「POUND STORM」で死闘を繰り広げた中村倫也【写真:ENCOUNT編集部】

宇佐美正パトリックも選出

 LDH所属の総合格闘家・中村倫也が13日、「ROAD TO UFC」の参加選手に選ばれたことが分かった。

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 アジアのMMAトップアスリートたちが世界の舞台で活躍するための最も重要な機会となる「ROAD TO UFC」はアジア全域からMMAのトップアスリートが一堂に会し、UFCとの契約を懸けて勝ち上がっていくトーナメント形式で実施。今大会ではフライ級、バンタム級、フェザー級、ライト級の4階級に、それぞれ8人の選手が出場する予定となっている。

 1回戦は東南アジア初のペイ・パー・ビューイベントとなる「UFC 275:テイシェイラ vs. プロハースカ」に先立ち、6月9日および10日の2日間にわたり、シンガポール・インドア・スタジアムにて開催することになっている。

 中村は、レスリングでU-23世界選手権優勝経験を持つ27歳。東京五輪の代表選考会をかねた日本選手権で後の五輪金メダリスト・乙黒拓斗に敗れ、五輪出場を逃した後、2020年にMMA転向した。昨年7月のプロデビューから3連勝を飾っている。直近の4月に行われた「POUND STORM」では、アリアンドロ・カエタノ(ブラジル)と対戦。大流血の死闘を繰り広げ、3対0の判定勝ちを収めていた。

 中村以外では、フライ級の堀内佑馬、バンタム級の風間敏臣、野瀬翔平、フェザー級の佐須啓祐、松嶋こよみ、ライト級の宇佐美正パトリックも選出。計7人がUFCとの契約をかけて臨む。

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