小泉今日子を魅了した18歳画家・奥村門土、8年ぶりの東京個展 小5から1日1作品を継続中

画家・奥村門土(18)の個展「奥村門土展 in 東京~モンドくんから奥村門土へ~」が13日、東京・渋谷のJINNAN HOUSEでスタートした。3000点以上の作品から約900点を展示している。

18歳の画家・奥村門土が8年ぶりに東京で個展
18歳の画家・奥村門土が8年ぶりに東京で個展

「モンドくん」から改名した奥村門土

 画家・奥村門土(18)の個展「奥村門土展 in 東京~モンドくんから奥村門土へ~」が13日、東京・渋谷のJINNAN HOUSEでスタートした。3000点以上の作品から約900点を展示している。

 奥村は3歳から絵を描き始め、11歳の14年に初の画集「モンドくん」を発表。見たものを見たまま感じたままに描いていく似顔絵が話題になった。父で音楽家のボギーから勧められ、小5から1日1作品を継続。

 奥村は「似顔絵の作品なら15分で。まず、目から描きます」と話し、福岡で開催した個展に訪れた女優の小泉今日子に向けて、小泉の愛猫を描いてプレゼントしたことも明かした。今回の個展では、似顔絵の他、風景画や抽象画、ホップアートなども展示している。

 奥村は生まれも育ちも福岡県で、東京では8年ぶりの個展。今年3月に高校を卒業したのを機に、活動名をモンドくんから本名の奥村門土にあらためた。端正な顔立ちで2019年には映画「ウィーアーリトルゾンビーズ」に出演。今後も絵の創作活動を軸にしながら、俳優活動を継続するという。美大進学などは考えておらず、「今後もクレヨンを全体に塗って爪楊枝で削るなど、自分が考えたさまざま画法で勝負していきます」と話している。

次のページへ (2/2) 【写真】独特なタッチで特徴を捉えた大量の似顔絵…作品をバックにポーズを撮った奥村門土
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