【RIZIN】元幕内・貴賢神、朝倉未来は「階級内ではレベル高い」 ヘビー級ファイターの“プライド”
貴賢神が14日、都内で16日に行われる格闘技イベント「RIZIN TRIGGER 3rd」(武蔵野の森総合スポーツプラザメインアリーナ)の試合前インタビューに応じた。
「軽い階級は最強と思わない」と断言していた
貴賢神が14日、都内で16日に行われる格闘技イベント「SPASHAN presents RIZIN TRIGGER 3rd」(武蔵野の森総合スポーツプラザメインアリーナ)の試合前インタビューに応じた。
貴賢神(元大相撲幕内・貴源治)は、RIZIN初参戦。ボンサイ柔術出身の関根“シュレック”秀樹(ボンサイブルテリア)と第7試合でRIZIN MMAルール、5分3Rの無差別級マッチを闘う。2人合わせて250キロ超の規格外マッチとして大会前から注目を集めているカードだ。
高阪剛の総合格闘技道場「アライアンス」で練習をしている貴賢神は現在、兄であるスダリオ剛を破ったシビサイ頌真のもとに柔術とMMAの出稽古。打撃は、“ブラックパンサー”ベイノアが所属する極真会館で学んでいるという。
関根があおりVTRで発した「150キロでも200キロでも来なさいよ」についてSNS上でかみついていた貴賢神。対戦相手の印象について「プロレスラーっていう感じですかね」とひとこと。ピリピリ感を漂わせた。
気になるのは“柔術”への対応だ。「ポジション確認から何からやっています。防御とかだけでなく、自分から関節を攻めていく可能性もあります」とうなずく。
試合2日前の現在の体重は134キロ。150キロ以上あったときよりもスタミナ消費は抑えられている。「自分が1ラウンド持たないんじゃないかという声が多い。けれど自分は何ラウンドでもやれるつもりでやっている。そのための追い込みもやってきている」と豪語した。
以前にもENCOUNTのインタビューで「軽い階級は最強と思わない」と告白していた貴賢神。6月の“天心-武尊”について「客観的にみて、格闘技が盛り上がっているなという感じ」と興味なし。RIZINスター・朝倉未来らフェザー級戦線は「階級の中ではレベル高いなとは思いますよ」と評価した。
「今までにない日本人の色でやっていきたい。それはファンの人それぞれで感じ取ってもらいたい」
日本のヘビー級MMAを盛り上げるファイターになることはできるのか――。デビュー戦への期待が高まる。