NCT 127の新曲MVが“ブルース・リー”効果でツイッタートレンド全世界1位

韓国の男性グループ「NCT 127」が5日に公開した「英雄; Kick It」のミュージックビデオが話題になっている。

ブルース・リーになりきった
ブルース・リーになりきった

再生数がグループ史上最速スピードで増加

 韓国の男性グループ「NCT 127」が5日に公開した「英雄; Kick It」のミュージックビデオが話題になっている。

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 ハッシュタグ「#KickItWithNCT127」はツイッターのワールドトレンド1位を獲得。各国のYouTubeの「急上昇ランキング」に次々とランクインし、再生数はグループ史上最速スピードで増加している。

 注目された理由は、ユニークなクリエイティブによるもの。楽曲・歌詞・ミュージックビデオの随所に、カンフー映画のカルチャーや、カンフー映画のヒーローであるブルース・リーをリスペクトしたポイントが散りばめられている。

 MVでは、チャイナタウンをイメージさせるカンフー映画のようなセットのなか、リーダーのテヨンやマークが華麗なヌンチャクさばきを披露。ダンスの振り付けには、ブルース・リーが戦う前に鼻を掻くおなじみの仕草や、カンフーモチーフのアクションが取り入れられている。

 また、「Like I’m Bruce Lee(俺はまるでブルース・リー)」と、“ブルース・リー”が歌詞の中に何度も登場し、なんと「ブルース・リー」もツイッターのトレンドワード入りを果たした。

 SNS上では、「ブルース・リー何回言うねん」「完全にブルース・リーて言ってるし、しかも連呼してる」「ブルース・リーって今日だけで私何回言っただろう」「ブルース・リーにペンライト振る曲」など、どう見ても“ブルース・リー”にインスパイアされたであろう確信犯的な作品に、多くの反響が寄せられている。

 世界でブレイクしたNCT 127と、カンフー映画のアイコンとして世界で愛される“ブルース・リー”。同じアジア発のスターを楽曲の中で重ね合わせるセンスに、米ビルボードやMTVといった世界の各メディアも記事やコメントを発表した。

「英雄; Kick It」が収められた「NCT #127 Neo Zone」は6日午後6時に全世界同時音楽配信となる。

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