松山千春、“後継者”探す発掘オーディション開催へ「次の世代の若者たちにチャンスを」
フォークシンガーの松山千春(66)が主催するシンガー・ソングライター発掘オーディション「第二の松山千春を探せ」が開催されることになった。27日、NACK5「松山千春 ON THE RADIO」(日曜午後9時)で松山が明かした。目的は「10年後、20年後でも通用できる実力派シンガーの発掘」で、4月1日から募集を開始し、8月8日に札幌市のSTVホールで最終審査を行う予定という。
18~29歳の男女、応募期間は4月1日~6月30日
フォークシンガーの松山千春(66)が主催するシンガー・ソングライター発掘オーディション「第二の松山千春を探せ」が開催されることになった。27日、NACK5「松山千春 ON THE RADIO」(日曜午後9時)で松山が明かした。目的は「10年後、20年後でも通用できる実力派シンガーの発掘」で、4月1日から募集を開始し、8月8日に札幌市のSTVホールで最終審査を行う予定という。
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松山は1975年、「全国フォーク音楽祭」出場。北海道大会で落選したが、審査員を務めていたSTVラジオの竹田健二ディレクターとの出会いもあり、77年にレコード・デビューした。それから45年がたち、「最近は心に刺さるような楽曲がない」と感じているという。一方で「ふと自分もあと何年歌っていられるかなと思うこともあった。かつて自分も経験したように次の世代の若者たちにチャンスを与えることができないかと思うようになった」という。その思いが、オーディション開催につながった。文字通り、自身の「後継者」を発掘したい思いがあるようだ。
「俺がデビューして初めてのコンサートが77年8月8日でした。その夜、コンサートが終わって会場の外に出たらキラキラしたものが見えたんです。有珠山が噴火して、その噴煙が舞っていたんです。それがキラキラして見えたのでしょうね。まるで銀の雨が降っているような感じでした。あれから45年。今回はキラキラと輝きのあるシンガーソングライターを見出すことができたらと思っています」
松山は4月16日の埼玉・川口総合文化センター・リリア メインホールを皮切りに6月29日の札幌カナモリホールまで、全国15都市で全18公演を開催。今回のオーディションは、その期間(4月1日~6月30日)に合わせて募集。男女は問わないが、年齢は18~29歳で「基本的にシンガーソングライターとして活動している人(ただし、グループの場合は3人まで)」としている。応募作品はオリジナル曲で未発表の作品に限り、合格後は松山の事務所「オフィスゲンキ」と専属契約をすることが条件となっている。
応募先などの詳細は、特設サイト「松山千春 シンガーソングライター・オーディション」で4月1日に開示。松山は「老若男女に愛されるシンガーソングライターを目指して、一緒に切磋琢磨していきたい」と意気込んでいる。