ノブコブ徳井、相方・吉村からの辛辣なダメ出し告白 「お前は何ができるんだ?」
お笑いコンビ「平成ノブシコブシ」の徳井健太が28日、都内で「敗北からの芸人論」(新潮社)刊行記念トークショーに登壇。スペシャルゲストとして登場した東野幸治と作品の見所について語った。
著書のテーマは「負けを味わった奴だけが売れる」
お笑いコンビ「平成ノブシコブシ」の徳井健太が28日、都内で「敗北からの芸人論」(新潮社)刊行記念トークショーに登壇。スペシャルゲストとして登場した東野幸治と作品の見所について語った。
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本書は、徳井が「負けを味わった奴だけが売れる」をテーマに、千鳥、オードリー、かまいたち、ニューヨークなど、どん底からはい上がった芸人21組の生き様を熱くつづった一冊。東野も「徳井さんならではの目線で面白い!」と、唸った一冊となっている。
東野が攻めたタイトルについて触れると、徳井は新潮社と揉めたことを明かし、「分析っぽいことを書いているけど、分析しているつもりはない。ただいい話、褒めているのを書いただけ」とコメント。さらに、「新潮社さん的には売り上げを伸ばしたい。作品というのは売れなければ意味がない。芸人もそうじゃないですか。どんなに面白くても売れなかったら意味がない」と徳井節を炸裂させた。
相方・吉村崇とのコンビ仲は、結成15年目頃まで殺意を感じるほど悪かったと語り、後輩芸人の前で「ボケもツッコミもトークもできないんだったら、お前は何ができるんだ?」と辛辣(しんらつ)なダメ出しを受けたことをカミングアウト。本書には、徳井が吉村についてつづる項目もあるが、それを読んだ吉村が「こいつ(徳井)、まだオレのことを殺そうとしている……」と感想を述べたことを告白した。
東野が次回作について質問すると、「芸人について書くとしたら、情報を補充しなければならない。今、もう中学生、佐久間一行をギリギリ書けるくらいなので。そう考えるとグルメ本ですね。グルメ本を書きたいです」と、意外な構想を明かしたが、東野は「誰が見たいねん!」と鋭くツッコミを入れていた。