石丸幹二・町田啓太・森マリア、水谷豊監督作品に出演決定 町田はトランペット猛練習
水谷豊監督作品の第3弾「太陽とボレロ」で、石丸幹二・町田啓太・森マリアの3キャストの出演が決まった。“クラシックのオーケストラ”を題材に音楽を愛する普通の人々の人間模様を描く洒脱なエンターテインメント作品で、6月に公開となる。
「太陽とボレロ」 音楽を愛する普通の人々の人間模様を描く洒脱なエンターテインメント
水谷豊監督作品の第3弾「太陽とボレロ」で、石丸幹二・町田啓太・森マリアの3キャストの出演が決まった。“クラシックのオーケストラ”を題材に音楽を愛する普通の人々の人間模様を描く洒脱なエンターテインメント作品で、6月に公開となる。
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ある地方都市のアマチュア交響楽団。主宰者である主人公の花村理子(主演・檀れい)は18年間、個性豊かなメンバーとともに活動してきた。みんな音楽を愛する普通の人々。しかし、楽団の経営は苦しく必死に奔走する理子だったが、ついに楽団の歴史に幕を閉じる決断を迫られる。そして、最後にして最高のコンサートが始まる、というストーリーだ。
主人公・理子とともにアマチュア交響楽団を支える中古車販売センター社長の鶴間芳文役を演じるのは石丸。1990年から劇団四季にて看板俳優として活躍、退団後も舞台だけでなく映画やドラマでも数々の作品に出演、クラシック音楽の最長寿番組としてギネスブックに登録のテレビ番組『題名のない音楽会』では司会を務めるほか、歌手としてオーケストラ・コンサートを積極的に開催するなど、音楽の分野でも活動の幅を広げている。石丸が演じる鶴間は、理子と共に楽団を立ち上げ、さまざまな苦難を背負う理子の唯一の理解者という役どころ。経営者としても主宰者としても包容力を発揮する役柄だが、理子に時折見せるチャーミングな一面も本作ならではの見どころだ。
その鶴間の会社で働きながら交響楽団でトランペットを演奏する田ノ浦圭介役を演じるのは、ドラマ「30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい」(20年)など続々と話題作に出演し、若手注目株の町田。本作出演にあたり、夢に出るほど練習したというトランペット演奏も必見だ。
続いて、理子の洋装店で働きながら交響楽団のバイオリン奏者を務める宮園あかり役に抜ってきされたのは、本作が映画初出演となる若手実力派女優の森マリア。『ヤヌスの鏡』(19年)で連続ドラマデビューを果たすと、ドラマ「24 JAPAN」(20年)では誰にも言えない過去を抱えた複雑な役どころを演じ切り、注目を集めた。本作で森は、「バイオリンこそ我が人生!」と話すほど音楽を愛する・宮園あかりを演じる。
本作出演に対し石丸は「鶴間は、理子を見守りながら一緒にオーケストラを支えていきます。台本を拝読し、鶴間は二枚目なのかな、理子を格好良く支えなきゃと思っていましたが、実際の撮影で、監督は見事に別方向に導いてくださいました。私の想像を超えていくようなシチュエーションがあり、とても面白かったです」と、役どころについてコメントした。
町田は「自分自身、トランペットは小学生のころ少しだけ触れたことはあったのですが、とにかく音を出すのが難しく、苦戦しました。また本編ではチャーミングな人たちも、楽器を持つと人間味がより見えてくるので、ぜひそこにも注目してみてください」、森は「私が演じる、宮園あかりは明るくはっきりとした性格で、バイオリンのプロの道を諦めなければならない状況でも、弾くことを諦めずアマチュア交響楽団で演奏している一生懸命な女性です。そんなあかりを体現できるよう、ひたすらヴァイオリンの練習をしました」と、それぞれが役にかけた思いを告白した。
さらに監督を務める水谷は3人についてそれぞれ、「石丸さん自身、楽器をやっていて音楽を愛している方なので、その石丸さんが鶴間を演じてくださったことで交響楽団の存在がよりリアルなものになりました」、「(町田の)シーンを撮るたびにかっこよさとユーモアを兼ね備えた圭介というキャラクターが出来上がっていきました。魅力あふれる町田くんのセンスが作品の中で光っています」、「マリアちゃんは短期間の猛特訓で見事なバイオリニストになってくれました。彼女のフレッシュさと愛くるしさもまた、この作品の見どころの1つになりました」と絶賛のコメントを寄せた。