【カムカムエヴリバディ】村田雄浩が感じる深津絵里の魅力「ピュアな感じ」
NHKの連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」(月~土曜、午前8時)に、クリーニング店の店主・竹村平助役で出演中の俳優・村田雄浩が、このほど、同作に出演が決まった際の気持ちや現場の雰囲気、共演者の印象などを明かした。
NHKの朝ドラでクリーニング店の店主・竹村平助を熱演
NHKの連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」(月~土曜、午前8時)に、クリーニング店の店主・竹村平助役で出演中の俳優・村田雄浩が、このほど、同作に出演が決まった際の気持ちや現場の雰囲気、共演者の印象などを明かした。
「じっくりたっぷり、長い時間をかけてドラマをつくっていくのが“朝ドラ”。そこに参加できるのが、すごくうれしいです。半年かけてストーリーを紡いでいくということは、他のドラマではまずないので。長いスパンの作品だと人物が明確に描かれていて、その人となりを本当に自分の人生のように生きていく感覚が出てくるので、とてもやりがいがあるし、楽しいしうれしいです。“朝ドラ”は決してサスペンスにはならないから、犯人を探したりしないし、殺される可能性もないし(笑)。そういう意味ではとても楽しく人生を送れるので、すごくうれしいなと思います」
演じている竹村平助は、大阪・道頓堀に店を構える「竹村クリーニング店」の店主。仕事は丁寧でアイロンの腕前に自信がある。人情に厚いが、どこか脇が甘く、和子の尻に敷かれている。ひょんなことから、るいを店に迎えることになる。
「台本を読んだときに妻の竹村和子役をやってくださる濱田マリさんと、このクリーニング屋さんが、るいちゃんにとっての、このドラマにとってのオアシスというか、息抜きになる場所になったらいいねと話しました。そして、平助と和子のかけあいがうまくいっているとうれしいですね。濱田さんは関西の方なので大阪ことばのイントネーションができるけど、私は関東の人間なので、濱田さんにひっぱってもらっています」
現場の雰囲気や、共演者の印象も紹介。
「家族みたいな雰囲気で、NHK大阪局が好きです。俳優たちはやりやすいんじゃないかな。なんか甘えられるっていうか(笑)。甘えていちゃいけないんだけど、やっぱり甘えさせてもらって、『ごめーん!』と言いながら助けてもらったりする瞬間も多いです。深津さんの印象は、ピュアな感じで、すごく、るいちゃんのようです。演じている深津さんを見ていてすごいと感じるし、すてきだなと、本当にこんな方が子どもでいてくれたら幸せだろうなと思いました。妻の和子役の濱田マリさんは、なにも気負わなくていいし、あっという間に夫婦になれちゃう感じです。お互い大人ですから気を使ってはいますけど、日を追うごとにどんどんそういうのがなくなっていく、そのスピードの速いこと! 言葉のこともあるし、テンポだったり、ノリだったり、おんぶにだっこです(笑)」
最後は作品をPR。
「3人のヒロインの人生がどんどん進んでいって、たぶん半年があっという間に終わってしまうと思います。誰かのことをじっくり描くシーンは当然ありますが、でもスピード感がすごくあるので、ちょっと見逃すとあっという間に終わっちゃうのでちゃんと見てて、という感じです(笑)。3人のヒロインがその時代をものすごく色濃く表現してくれるような気がします。“朝ドラ”としては珍しいことをしているので、その楽しさはすごいだろうなと思います」