朝ドラ「カムカムエヴリバディ」初回の平均世帯視聴率16.4% 全体的に明るいトーン

NHKの連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」(月~土曜、午前8時)が11月1日からスタートし、同日放送された初回の関東地区の平均世帯視聴率が16.4%だったことが2日、ビデオリサーチの調べで分かった。初回の視聴率が20%の大台に届かなかったのは2020年度後期「おちょやん」初回の18.8%、前作「おかえりモネ」初回の19.2%に続いて3作連続。

「カムカムエヴリバディ」初回の平均世帯視聴率は16.4%となった【写真:ENCOUNT編集部】
「カムカムエヴリバディ」初回の平均世帯視聴率は16.4%となった【写真:ENCOUNT編集部】

初回の平均世帯視聴率 昨年度後期「おちょやん」18.8%、前作「おかえりモネ」19.2%

 NHKの連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」(月~土曜、午前8時)が11月1日からスタートし、同日放送された初回の関東地区の平均世帯視聴率が16.4%だったことが2日、ビデオリサーチの調べで分かった。初回の視聴率が20%の大台に届かなかったのは2020年度後期「おちょやん」初回の18.8%、前作「おかえりモネ」初回の19.2%に続いて3作連続。

「カムカムエヴリバディ」は、昭和・平成・令和の時代に、ラジオ英語講座とともに歩んだ3世代の女性たちが紡いでいく100年のファミリーヒストリー。初代ヒロインの橘安子を上白石萌音、2代目ヒロインるいを深津絵里、3代目ヒロインひなたを川栄李奈が演じる。初回はくすっと笑える場面も散りばめられて、全体的に明るいトーンだった。新型コロナウイルスの影響で沈んだ空気が漂っていた世の中を明るくしてくれる可能性を感じさせた。

 また、ヒロインが3人で物語を紡ぐ形。物語の山場、見どころも通常の作品の3倍あるような期待感もある。今後の展開に注目したい。

 NHKの制作統括の堀之内礼二郎氏は「100年の物語がいよいよ幕を開けました。大正14年から始まり、昭和、平成、令和と現代まで、三世代のヒロインと一緒に時を重ねていきます。“朝ドラ”史上初の挑戦です。日々制作に取り組んでいる私たちも、最後はどんなところにたどりつくのか、どんな気持ちになるのか、想像がつきません。視聴者のみなさんと一緒に、100年を生きて確かめたいと思っています。最終回まで、どうぞよろしくお願いします。そしてまだご覧になってない方、NHKプラスですぐ追いつけます。ぜひこの胸おどる物語の世界に、カムカムエヴリバディ!」とコメントした。

トップページに戻る

あなたの“気になる”を教えてください