尾木ママ、マスク義務化に「大反対!」のワケ 権力による強制は「すべきじゃありません」

教育評論家の尾木ママこと尾木直樹氏が25日までにブログを更新。新型コロナウイルス感染拡大防止対策で議論されているマスク義務化に反対する姿勢を示し、反響を呼んでいる。

尾木直樹氏【写真:ENCOUNT編集部】
尾木直樹氏【写真:ENCOUNT編集部】

ロックダウンにも慎重姿勢

 教育評論家の尾木ママこと尾木直樹氏が25日までにブログを更新。新型コロナウイルス感染拡大防止対策で議論されているマスク義務化に反対する姿勢を示し、反響を呼んでいる。

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 24日、「マスクの義務化!?法律に頼らなくてもーー」とのタイトルで自身の考えを表明。

「ブレイクスルー感染が多発している現状ではマスク、手洗い、換気は必須です」と、マスクの必要性を強調しつつ、義務化については、「よくロックダウンやマスク着用の法律による義務化論が語られますが尾木ママは大反対!!」と、主張した。

 その理由については、「だって日本の感染症との戦いの歴史は奈良時代から、自粛など自発的協調性の対応で克服してきましたーー」と説明。

「個人の自由が最高価値の欧米諸国と日本の同調性の強い社会とでは対応が違って当然ですが権力の集中は避けるべきではないでしょうか!」と続けた。

 25日には、「政治家も強者の側に立つ人はみなさん『マスクの義務化』主張しますが」としたうえで、日本の民主主義の核心に言及。マスクの着用率向上には丁寧なメッセージの発信が求められているとし、義務化については「独裁国でないと不可能ですし、すべきじゃありません」「民主主義は手間暇かかります」と改めて私見を述べた。

 この投稿には「日本人はできると思いますよ!」「マスク義務化よりまずは『ワクチン接種=感染しない』ではないという認識を徹底するべき」「経済的に困っている家庭には、使い捨てのサージカルマスクは高価だと思います」「義務でも同調圧力でもなく、徹底した情報公開と丁寧な説明を政府分科会が責任を持って行うべき」など多くの反応が寄せられている。

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