高岡早紀「普段の私は、ふにゃふにゃタイプ」 朝ドラでキリっとした報道番組責任者役

女優・高岡早紀がこのほど、NHKを通じ、連続テレビ小説「おかえりモネ」で演じる高村沙都子についてのコメントを発表した。高村は劇中に登場するJテレの社会部気象班の制作進行を束ねるデスクで、報道番組の責任者。正確な情報を厳選して慎重に伝えるという報道スタンスに強いこだわりがある。過去にキャスターをしていたが降ろされた経験がある設定。17日の放送では、迅速な報道のため、長年退いていたカメラの前に再び立つ場面もあった。

長年退いていたカメラの前に立つ高村沙都子(高岡早紀)【写真:(C)NHK】
長年退いていたカメラの前に立つ高村沙都子(高岡早紀)【写真:(C)NHK】

「おかえりモネ」で昔キャスターを降板した高村沙都子役 17日の放送で“再登板”

 女優・高岡早紀がこのほど、NHKを通じ、連続テレビ小説「おかえりモネ」で演じる高村沙都子についてのコメントを発表した。高村は劇中に登場するJテレの社会部気象班の制作進行を束ねるデスクで、報道番組の責任者。正確な情報を厳選して慎重に伝えるという報道スタンスに強いこだわりがある。過去にキャスターをしていたが降ろされた経験がある設定。17日の放送では、迅速な報道のため、長年退いていたカメラの前に再び立つ場面もあった。

 高岡は「自分の意見を正々堂々と言って、部下たちを引っ張っていく高村さんのような役は、私のキャリアの中では珍しかったですね。そんな彼女を演じる上では、自分の中にもその意識をしっかりと落とし込まなければいけませんから、背筋を正して演じています。普段の私は、ふにゃふにゃタイプなんですけどね(笑)」と紹介した。

 西島秀俊が演じる朝岡や玉置玲央が演じる沢渡と大人の会話をするシーンが魅力的との声が聞こえる。高岡は「朝岡さんとの関係性も、絶妙で面白いですよね。距離が近いのか遠いのか、不思議な関係だけど、あの2人の会話は大人の会話だと思います。お互い認め合って、同じ時代を戦ってきた同志だからこそ、会話に遊びがあったりするんでしょうね。西島さんとのシーンは楽しくもあり、安心して挑めます。沢渡さんも、また同志ですよね。朝岡さんとは別の立場で意見を言い合える2人の間にも絶対的な信頼感があると思います」。

 今田美桜が演じる神野莉子への厳しくも上司として信頼できるシーンに共感の声も多い。「神野さんは一見華やかですが、彼女の役って面白くて、頑張って大人になろうと表面的な部分を整えている一方で、心の奥底では強い野心を持っています。外見ではなく実力で勝負したいジレンマを抱えている彼女を一番理解してあげられるのは高村さん。『それはそれ』と割り切って自信を持てるようになるには、キャリアも時間も必要ですよね。自分も通ってきた道だからこそ、高村さんは神野さんを応援していると思います」とコメントした。

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