町田啓太が“忠犬系男子”を熱演 フジ新ドラマ「SUPER RICH」で江口のりこと初共演

俳優の町田啓太が10月期フジテレビ系の木曜劇場「SUPER RICH」(午後10時)で“忠犬系男子”を演じることが分かった。主演の江口のりことは初共演。フジの連ドラ出演は約4年半ぶりとなる。

町田啓太がドラマ「SUPER RICH」に出演へ【写真:(C)フジテレビ】
町田啓太がドラマ「SUPER RICH」に出演へ【写真:(C)フジテレビ】

江口へ感謝「お芝居をしやすい空気をつくってくださるので救われています」

 俳優の町田啓太が10月期フジテレビ系の木曜劇場「SUPER RICH」(午後10時)で“忠犬系男子”を演じることが分かった。主演の江口のりことは初共演。フジの連ドラ出演は約4年半ぶりとなる。

 ベンチャー企業の破天荒な女性社長を主人公に描く同ドラマ。幸せのカタチ=“スーパーリッチ”を追い求めるキャリアウーマン・氷河衛(ひょうが・まもる)の、ジェットコースターのような波瀾(はらん)万丈な半生を描く完全オリジナルとなる。

 町田は、衛の経営する会社「スリースターブックス」の仲間で、衛の右腕として尽くす“忠犬系男子”、宮村空(みやむら・そら)を演じる。衛の秘書のような役回りをしている人物で、しっかり者でクールな性格だが、誰よりも衛のことをリスペクトし、忠誠心を持つという役どころだ。

 そんな空だが、その働きぶりはスマートであり、物腰も柔らかいため、空に何かと相談ごとやプライベートの愚痴をこぼす社員も多く、「スリースターブックス」に採用されたインターンたちの面倒も見ており、良きお兄さん的存在となっている。子犬のように衛を慕う春野優(はるの・ゆう/赤楚衛二)のことを警戒しており、厳しく当たることもしばしば。優が現れたことで、空の社内での立ち位置や、衛との関係が少しずつ崩れていくといった展開だ。

 町田は「内容を聞けば聞くほど挑戦的で魅力たっぷりの本作に参加できることを、大変うれしく思っています。台本を読み、オリジナルストーリーで展開が早く、次々に出てくる魅力的な登場人物たちがどうなってしまうのだろうかと、この先が気になってしかたありませんでした。江口さんとは今回初めてご一緒させていただくのですが、とても穏やかなお人柄で、お芝居をしやすい空気をつくってくださるので救われていますし、すごく心強いです」と出演を喜んだ。

 そして、「僕が演じる空は、“忠犬”と呼ばれるくらいに衛さんを心から敬愛している人物です。衛さんのように強くあろうとしている空自身にも、抱えている心の痛みがあるので、そこにそっと寄り添いながら一緒に成長していけたらと思います。このドラマは、成功と失敗を繰り返しながら“RICHとは何か”を考える、それぞれの人物たちの成長物語でもあると思っています。彼らが心のあり方を模索する様子を、楽しみながら見守っていただけるよう励みたいと思います。楽しみにしていてください」とメッセージを送った。

 また、プロデュースを務めるフジテレビ第一制作部の金城綾香氏は「衛という女性のそばに、どういう人が居て欲しいかと考えたときに、最初に生まれたのが空でした。クールなお顔立ちでありながら、破顔された時に爆発的な魅力をもつ町田さんに、江口さんの隣にぜひ並んでいただきたいと思いました。作品によって全く違ったバックボーンを背負った人間を演じられる町田さんは、役の背景に丁寧に向き合ってくださっています。オリジナル作品だからこそ、意見交換をして作り上げられる幸せを感じています。いろんな苦難に立ち向かう衛のことを、1番近い場所で見つめている空は、衛の忠犬でもあり、騎士でもありますが、同時に1人の“男性”です。空が抱える痛みとさまざまな種類の愛を、町田さんがどう表現されるのか、ぜひ楽しみにしていただきたいです」と起用の理由を明かした。

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