林遣都&恒松祐里、「稲村ジェーン」ラジオドラマに出演決定 サザン野沢秀行が特別登場
桑田佳祐の監督映画「稲村ジェーン」をラジオドラマ化した「稲村ジェーン2021~それぞれの夏~」に、林遣都、恒松祐里、吉村界人、浅香航大、勝村政信ら豪華キャストの出演が決定した。さらに、サザンオールスターズのパーカッショニスト・野沢“毛ガニ”秀行が特別出演することも発表された。
ニッポン放送で先行オンエア、TOKYO FM/JFN系列37局で一挙にまとめてオンエア
桑田佳祐の監督映画「稲村ジェーン」をラジオドラマ化した「稲村ジェーン2021~それぞれの夏~」に、林遣都、恒松祐里、吉村界人、浅香航大、勝村政信ら豪華キャストの出演が決定した。さらに、サザンオールスターズのパーカッショニスト・野沢“毛ガニ”秀行が特別出演することも発表された。
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ラジオドラマは、放送局の垣根を越え、23日~26日の4日間にわたりニッポン放送で先行オンエア。29日にはTOKYO FM/JFN系列37局で一挙にオンエアとなる予定だ。
桑田佳祐が監督・音楽を担当し、1990年に公開され、全国で350万人動員を記録した大ヒット映画「稲村ジェーン」。サザンオールスターズのデビュー43周年記念日となる6月25日に、30年の時を経てブルーレイ&DVDリリースされた。今回、ラジオドラマ化が実現だ。
今回のラジオドラマは映画版の主人公・ヒロシが2021年の夏を生きていたら……という設定で物語が展開していく。75歳の“おじいさんサーファー”となったヒロシが、偶然、ある女の子に出会う。その女の子は、昔、ヒロシが幻想のような「暑かったけど、短かった夏」を共に過ごした、映画の舞台である1965年に出会った一人の女の子のことを思い起こさせるというシーンから始まる。
映画版の主題歌・サザンオールスターズ「真夏の果実」、挿入歌「希望の轍」をはじめ、映画のサウンドトラックとして書き下ろされた楽曲とともに、登場人物たちの“それぞれの夏”を描く。
主人公・ヒロシ役を演じるのは林。もともと桑田のファンだったという林がオファーを受け即快諾し、出演が決まった。ぶっきらぼうで冷めた性格だが、どこか心優しい一面も持ち合わせる主人公・ヒロシを、重厚かつ色気のある声の演技で繊細に表現する。ヒロイン・波子役とある女の子役には、NHKの連続テレビ小説「おかえりモネ」、Netflixオリジナルシリーズ「全裸監督 シーズン2」など話題作への出演が続く恒松。全てを見透かすような大人びた発言をするヒロインを、かわいらしく、時にはミステリアスに、魅力たっぷりに演じた。
主人公の親友・マサシ役に映画「ミッドナイトスワン」やテレビ朝日連続ドラマ「IP~サイバー捜査班」に出演中の吉村、ヤクザのカッチャン役に浅香、そして4人が集まるバーのマスター役に勝村と、豪華キャスト陣が勢ぞろいだ。
また、サザンのメンバー、野沢が特別出演。実は野沢は、映画版にも、桑田のオファーを受けて海浜組合員役で出演し、実際に撮影まで全て終えていたが、最終の編集段階で大幅に全体尺を縮めざるを得なかったことで、出演シーンが泣く泣くカットされてしまい、桑田が平謝りしたという逸話があったが(幻の出演シーンは本編エンドロールに一部収められている)、映画公開から30年以上の時を経て、改めて今回のラジオドラマに出演することになった。どのような形で登場するのかに注目だ。