堤真一、黒木華と軽妙な掛け合い披露 「老いぼれとかクソジジイとか言われるんですよ」

女優の黒木華、「Hey! Say! JUMP」の中島裕翔、俳優の堤真一が12日、舞台「WENDY&PETERPAN(ウェンディ&ピーターパン)」(13日開幕、東京・Bunkamuraオーチャードホール)の取材会及び公開ゲネプロに参加。3人息のそろった掛け合いを披露した。

公開ゲネプロに参加した堤真一【撮影:引地信彦】
公開ゲネプロに参加した堤真一【撮影:引地信彦】

イギリス気鋭の劇作家が「ピーターパン」をウェンディの視点から翻案した注目作

 女優の黒木華、「Hey! Say! JUMP」の中島裕翔、俳優の堤真一が12日、舞台「WENDY&PETERPAN(ウェンディ&ピーターパン)」(13日開幕、東京・Bunkamuraオーチャードホール)の取材会及び公開ゲネプロに参加。3人息のそろった掛け合いを披露した。

「WENDY&PETERPAN」はイギリス演劇界気鋭の若手劇作家エラ・ヒクソンが、傑作戯曲「ピーターパン」をウェンディの視点から翻案した注目作。ジョナサン・マンビィの演出で、喪失感と絶望の先にある生きる喜びを1人の少女の成長を通して鮮やかに描き出した、大人の胸に響く極上のマジカルファンタジーだ。主役のウェンディを黒木、ピーターパンを中島が演じ、堤はフック船長とミスター・ダーリングの2役を演じる。

 黒木が「みんな年齢が近いのですごく和気あいあいとしてました」と話すと、堤は「僕は一番年上なので、いつも端っこに……」と漏らし、すかさず中島が「そんなことないですよ! 堤さんいつも中心じゃないですか!」とツッコむなど、3人ともすでに息ピッタリだ。

 アクション要素も盛りだくさんで、フライングを行う中島は「コンサートとはまた違った景色。アイドル活動のときより長く飛んでるなという感じ。久々に飛ぶと気持ちいい」としみじみ。

 一方、殺陣を演じる堤は「私ももう57歳ですから。立ち回りの流れが覚えられなくて。昨日も何回か真っ白になって大変ご迷惑をおかけしてます」と低頭。黒木から「かっこいいですよ。大人の男性の魅力ですよね」とちゃかされると「(せりふで)老いぼれとかクソジジイとか言われるんですよ」と苦笑いで話した。

 舞台「WENDY&PETERPAN」は9月5日まで公演される。

次のページへ (2/2) 【写真】「ピーターパン」を演じる中島裕翔の舞台カット
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