「科捜研の女」初映画化 台本に書かれた懐かしの名前に沢口靖子「お顔浮かんできた」

女優の沢口靖子が11日、都内で行われた映画「科捜研の女 -劇場版-」の完成報告イベントに出席した。主人公・榊マリコを演じる沢口は「早く皆さんに見ていただきたい。自信作です」と手応えを口にした。

た映画「科捜研の女 -劇場版-」の完成報告イベントに出席した内藤剛志(左)と沢口靖子【写真:ENCOUNT編集部】
た映画「科捜研の女 -劇場版-」の完成報告イベントに出席した内藤剛志(左)と沢口靖子【写真:ENCOUNT編集部】

イベントは新型コロナの影響で無観客開催

 女優の沢口靖子が11日、都内で行われた映画「科捜研の女 -劇場版-」の完成報告イベントに出席した。主人公・榊マリコを演じる沢口は「早く皆さんに見ていただきたい。自信作です」と手応えを口にした。

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「科捜研の女」は1999年の放送開始から20年以上、高視聴率を打ち出し続けているテレビ朝日の人気ドラマシリーズ。科学の進歩と時代性を取り入れながら「現行の連続ドラマ 最長シリーズ」の記録を常に更新し、これまでに解決した事件数250を超える“科学捜査ミステリー”で、今回が初の映画化。この日はシリーズ史上初めてテレビドラマのレギュラーメンバーが勢ぞろいし、役衣装で登壇した。

 劇中には歴代のレギュラーメンバーも集合し、事件の謎を追う。沢口は「台本でお名前を見たときに、一人一人のお顔が浮かんできた」とにっこり。「一時期、苦楽をともにした友人と再会したようで、一気に(距離が)縮まった。すぐに世界に溶け込んでいきました」と撮影を懐かしんだ。

 沢口演じるマリコのバディー的な存在である刑事・土門薫役の内藤剛志は、第1シリーズでマリコの前夫を演じた渡辺いっけいについて言及し、「3ショットのシーンがある。いっけいがやっちゃん(沢口)に似合っているのか、俺の方が似合っているのか」とマリコと土門の微妙な関係にも切り込み、登壇者をざわつかせた。

 この日のイベントは新型コロナの影響でマスコミのみ入場の無観客で行われた。沢口は「(映画の完成を)報告できたのはうれしいけど、支えてくださったファンの方に直接お伝えできないのが残念でたまりません」と悔しがり、「つらいときこそあきらめずに前を向いて歩いていこうとマリコに背中を押されてきた。科学でよりいい未来を切りひらくのがこの映画のテーマ。(公開される)9月には皆さんの前に立ってごあいさつできるよう、一緒にこの困難を乗り越えていきましょう」とファンに呼びかけていた。

 イベントには沢口と内藤のほかに、若村麻由美、風間トオル、金田明夫、斉藤暁、山本ひかる、石井一彰が出席した。映画「科捜研の女 -劇場版-」は9月3日に全国公開される。

次のページへ (2/2) 【写真】「科捜研の女 -劇場版-」出演キャストがズラリ…完成報告イベントの集合ショット
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