大河「青天を衝け」が16.5%の高視聴率 関東地区の平均世帯視聴率同作4位

NHKの大河ドラマ「青天を衝け」の第21回が4日に放送され、関東地区の平均世帯視聴率が16.5%と高視聴率を記録したことが5日、ビデオリサーチの調べで分かった。

7月4日の放送で和装から洋装になった徳川慶喜役の草なぎ剛【写真:(C)NHK】
7月4日の放送で和装から洋装になった徳川慶喜役の草なぎ剛【写真:(C)NHK】

前後に放送された「東京都議会議員選挙開票速報」の数字を上回る

 NHKの大河ドラマ「青天を衝け」の第21回が4日に放送され、関東地区の平均世帯視聴率が16.5%と高視聴率を記録したことが5日、ビデオリサーチの調べで分かった。

 同作の16%オーバーは3月14日に放送された第5回で記録した16.2%以来となる。また、16.5%は初回の20.0%、第2回の16.9%、第3回の16.7%に次いで、同作としては4番目に高い数字。

 第21回の放送は「東京都議会議員選挙開票速報」が午後7時58分から17分間放送され、「青天を衝け」は、通常より15分遅くスタートし、午後8時15分放送開始となっていた。

 午後7時58分開始の「東京都議会議員選挙開票速報」の平均世帯視聴率もビデオリサーチによると16.4%と高視聴率を記録。「青天を衝け」の終了後の午後9時からも「東京都議会議員選挙開票速報」が放送され、こちらは12.0%だった。

 第21回「青天を衝け」の高視聴率は、「東京都議会議員選挙開票速報」の影響も考えられるが、同作の前後に放送された「東京都議会議員選挙開票速報」の数字を上回り、同作の底力を感じさせる形となった。第21回の放送は、草なぎ剛が演じる第15代将軍・徳川慶喜の服装が和装から、まるでナポレオンのような洋装になるなどと放送前から話題となっていた。

 今回をきっかけに今月11日放送の第22回ではどんな数字になるか注目される。

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