寺島進 「駐在刑事」会見で台風被害の奥多摩に「希望が見えるドラマに」

1月24日から放送スタートのドラマ「駐在刑事Season2」(テレビ東京)の記者会見が16日、都内で行われ、主演の寺島進、北村有起哉、佐藤寛太、鈴之助、田中美里、市毛良枝が出席した。

(左から)佐藤寛太、田中美里、北村有起哉、寺島進、市毛良枝、鈴之助
(左から)佐藤寛太、田中美里、北村有起哉、寺島進、市毛良枝、鈴之助

テレビ東京ドラマ「駐在刑事Season2」記者会見

 1月24日から放送スタートのドラマ「駐在刑事Season2」(テレビ東京)の記者会見が16日、都内で行われ、主演の寺島進、北村有起哉、佐藤寛太、鈴之助、田中美里、市毛良枝が出席した。

 今回の連続ドラマでは、シリーズの世界観を踏襲し、「奥多摩・水根の人々の人情とユーモアあふれるエピソード」と「捜査一課が追うシリアスな殺人事件」を組み合わせた物語が展開するだけでなく、これまで明かされてこなかった「登場人物たちの過去や因縁」などが語られる。主人公の江波淳史役を演じる寺島自身も日本一美しいドラマにしたいと公言しており、奥多摩の美しい景観とそこに暮らす人々の心温まるドラマに今回も注目だ。

 加えて江波敦史(寺島)と捜査一課・管理官の加倉井(北村)とのバトルはこれまで以上に激しくなり、お互いの正義をぶつけ合いながら、捜査に奔走。犯人を捕まえるためだけでなく、目の前にいる人々に寄り添うヒューマンサスペンスドラマとなっているという。

 壇上に出演者の北村有起哉、佐藤寛太、鈴之助、田中美里、市毛良枝が順番に登場し、最後に主人公の江波役で自転車に乗って登場した寺島だったが、ステージ正面で止まり切れず、思わず転倒してしまうというお茶目な一面を見せ、会場は笑いに包まれた。

 寺島は「『駐在刑事』が1年ぶりに戻ってきましてシーズン2となりました。約7年間やっていますが、これまでもずっとテーマは笑いあり、涙あり、義理人情あり、家族愛あり。そして今回は「希望の光あり」が結構ポイントとなっております。是非楽しみに見てください」とあいさつ。

 司会者からシーズン2の見どころ聞かれた寺島は「田中さんが加わったことですね」と答え、今シリーズのキーマンであるひとり息子を連れて奥多摩・水根にやってきた移動パン屋の綿谷夏子役を演じる田中美里を紹介。

 田中は「寺島さんのお芝居をするときの格好良い部分とふわっとした笑顔がキュンキュンポイントかな」と語った。

 そんな今シリーズのテーマでもある江波と夏子の「おとなの恋」にかけて、その定義について記者から質問が飛ぶと寺島は、「おとなの恋ですか?それはやっぱり一線を越えない恋がいいんじゃないですか」と答えると、出演者全員がうなずき、続けて「ドキドキして新鮮で思春期の少年に戻ったようなそんな感じがするんで」と少しはにかんだ表情で語った寺島に、田中は「納得しました。格好良いですね!」と即座に返した。

 さらにシーズン2ではこれまで語られることがなかった出演者の過去や因縁が明かされるという。これについて寺島は「加倉井の回だったり、池原親子の回だったり、今までにない奥深いバックボーンが見えるので、そこも見どころです」と語った。

 またプロデューサーが、裏話としてシーズン1で宣伝用ポスターを100枚寺島に渡したところ、自ら100枚のポスターを知り合いの店などに配ったというエピソードを披露し、今回のシーズン2では、寺島に150枚のポスターを渡したと明かしたが、これについて寺島は「昔、低予算の映画に出演していた頃、予算もないので出演者全員で、直接お店にポスターを貼ってもらうお願いをしていまして、その頃のクセというのは幾つになっても忘れちゃいけないんじゃないのかなって、原点に帰ってそういう活動をやらせてもらいました」とあらためて寺島の代表作の1つである今作にかける思いを語った。

 そして寺島は最後に、「昨年、撮影をやっている最中に台風19号がきて、奥多摩をはじめ、全国で(今でも)不自由な生活を送っている方々がたくさんいると思います。そんな中で、希望が見えるドラマになっていて、みなさんから元気をもらい、みなさんに元気を与えるドラマだと思いますので、是非見て頂きたいと思います」と締めた。

 ドラマ「駐在刑事Season2」はテレビ東京で1月24日(金)初回拡大SPとして放送する。

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