白石麻衣、秋元康原作ドラマ「漂着者」出演 乃木坂46卒業後、初連ドラで新聞記者役
稀代のヒットメーカー・秋元康氏が企画・原作を担当するテレビ朝日の金曜ドラマ「漂着者」(午後11時15分)が7月から放送される。天才性と狂気をふんだんに発揮した衝撃作に元乃木坂46で女優の白石麻衣が出演することが発表された。白石はグループ卒業後、初の連続ドラマ出演となる。
斎藤工「これまでに見たことのない白石さんが見られる」
稀代のヒットメーカー・秋元康氏が企画・原作を担当するテレビ朝日の金曜ドラマ「漂着者」(午後11時15分)が7月から放送される。天才性と狂気をふんだんに発揮した衝撃作に元乃木坂46で女優の白石麻衣が出演することが発表された。白石はグループ卒業後、初の連続ドラマ出演となる。
とある地方の海岸に全裸のイケメン男性が漂着したところから始まるこの物語。偶然この男を発見した女子高生たちが、軽い気持ちでSNSに動画を投稿したことで、「#イケメン全裸漂着者」というワードがトレンド入りするほどバズり、男は一躍時の人に……。発見時につぶやいた言葉から「ヘミングウェイ」と呼ばれ注目を浴びる。さらに、記憶がなく、自分が何者かもわからないこの男が、世間を騒がせている事件を解決に導く予言めいた力を発揮したことで、次第に人々から崇められる存在になっていくという衝撃のストーリー。
ジャンル分け不可能なまさに新感覚と呼ぶにふさわしい新ドラマ「漂着者」で、斎藤工が正体不明の男・ヘミングウェイを演じる。そして、その謎を追う新聞記者・新谷詠美(しんたに・えみ)を、白石が演じる。
白石にとって、乃木坂46卒業後、初の連続ドラマ出演となる本作で、初の新聞記者役に挑む。SNSで一方的にまつり上げられ、のちに人々を狂信させていくヘミングウェイを取材するうちに、不思議な能力に魅入られていくという難役で、これまで見せたことのない新しい顔を披露する。
白石は「秋元康先生が企画・原作を担当なさるということで、先生がどんな世界観を描かれるのかすごく楽しみでしたし、お話をいただいたときもすごくうれしかったです。初めての新聞記者役なんですが、実は普段あまり新聞を手に取ることがないんです。でも、この役を演じるからには、実際に新聞を手に取ってしっかり読んでみようと思っています」と出演についてコメント。
「斎藤さんとは今回が『初めまして』なんですが、楽しく撮影ができたらいいなと思っております。さっきメイクさんたちとお話されているのが少し聞こえてきたんですが、斎藤さんはすごく健康に対する意識が高い方なのかなって(笑)。個人的に、そういうお話も聞かせていただきたいなと思いました」と斎藤の印象を明かした。続けて「やっぱり“謎多き男”という印象が強かったです。しかも記憶もなく、彼の周りでさまざまな事件が起きていく……。私が演じる詠美は、彼のもつ不思議な力に引かれていくんですが、その一方で何か怪しいとも感じているんですよね。『真相を暴きたい』という新聞記者としての思いももっています。とはいえ、今の段階では、ヘミングウェイは、とにかく謎の多い人物だなという印象です」とストーリーについても触れた。
そして、「ヘミングウェイとは一体何者なのか……。それは私たちもまだ分からないんですが、見てくださる皆さんにハラハラとドキドキ、そしてワクワクをお届けできる作品になっていくと思いますので、楽しみにしていただけたらうれしいです」とアピールした。
また斎藤も白石についてコメント。「初めてご一緒させていただくんですが、白石さんは“白”というイメージが1番ふさわしい方だなという印象でした。でも、今回の役柄では、きっとこれまでに見たことのない白石さんが見られると思います。しかもそんな白石さんと一緒にお芝居ができるということで、とてもうれしいです。演じる僕たちもこの物語がどこに向かうのかが分からない中で、この作品に向き合っていくことになると思います。“今、秋元さんが何を見ているのか”ということを追求しながら、楽しく、そして僕らが“見たい”ものを作っていけたら……と思っています」とした。