多和田任益、かつて阿部寛が演じた“出世役”挑戦「当たり役にしたい。伝説残したい」

俳優の多和田任益(たわだ・ひでや)が9日、新装紀伊国屋ホールこけら落とし公演第1弾「新・熱海殺人事件」(10日~21日)、第2弾「改竄・熱海殺人事件 モンテカルロ・イリュージョン 復讐のアバンチュール」(24日~27日)の舞台あいさつと公開稽古に登場した。

公開稽古に臨んだ多和田任益【写真:ENCOUNT編集部】
公開稽古に臨んだ多和田任益【写真:ENCOUNT編集部】

総合プロデューサーの岡本氏も期待「多和田なら大丈夫」

 俳優の多和田任益(たわだ・ひでや)が9日、新装紀伊国屋ホールこけら落とし公演第1弾「新・熱海殺人事件」(10日~21日)、第2弾「改竄・熱海殺人事件 モンテカルロ・イリュージョン 復讐のアバンチュール」(24日~27日)の舞台あいさつと公開稽古に登場した。

 第1弾、第2弾と続けて出演し、180度違う登場人物を演じる多和田は「(公演の合間が)中3日なので、オフもない。頭がおかしくなりそうなスケジュールだけど頑張りたい」と意気込み、「周りのメンバーはびっくりしていたし、スタッフ陣にも喉の心配をされたけど、岡村さんが『多和田なら大丈夫』と言ってくれているから」と総合プロデューサーの岡本俊一氏の言葉を意気に感じている様子。

 さらに、第2弾「改竄」では同じ役を阿部寛が長く演じてきたことに触れ「阿部さんがずっとやられていた役。モンテで大きくなりたいし、多和田にとって当たり役になりたい気持ちが大きい。そのきっかけになるにはすごくいい。2作続けてやり遂げて、伝説を残したい」と目を輝かせていた。

 57年の伝統を誇る紀伊国屋ホール。耐震補強工事と内装一新のため改修工事が行われ、6月に改修後のこけら落とし公演がスタート。つかこうへいによる人気演目「熱海殺人事件」の最も異端な作品「改竄・熱海殺人事件 モンテカルロ・イリュージョン 復讐のアバンチュール」が第2弾として24日から上演される。

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