22年大河「鎌倉殿の13人」撮影スタート 小栗旬、豪華キャストに「僕自身も楽しみたい」

NHKは9日、2022年大河ドラマ「鎌倉殿の13人」の収録を開始したことを報告。主人公・北条義時役の小栗旬のコメントを発表した。

主人公・北条義時役の小栗旬がコメント【写真:(C)NHK】
主人公・北条義時役の小栗旬がコメント【写真:(C)NHK】

「いざ現場に来てみたらすんなりと始まれた」と率直な感想

 NHKは9日、2022年大河ドラマ「鎌倉殿の13人」の収録を開始したことを報告。主人公・北条義時役の小栗旬のコメントを発表した。

 この日は、義時(小栗)が、京での任務を終え北条の郷に帰った父・時政(坂東彌十郎)とともに、三浦義澄(佐藤B作)・義村(山本耕史)のあいさつを受けるなど、若き義時のシーンを収録。片田舎の豪族の家に生まれた、野心とは無縁だった若者が、いかにして武士の頂点に上り詰めたのか……。ここからすべての物語が始まる重要なワンシーンとなった。

 小栗は「前日までは『とうとう始まってしまうな』とか『始まったら後戻りできないな』という思いがありましたが、いざ現場に来てみたらすんなりと始まれたな、というのが正直なところです」と率直な感想を述べた。

 そして、「義時は目立つキャラクターではなく、周りに目立つ人がたくさんいますので『このドラマ、誰が主役なんだっけ?』という形で進んでいきたい、と演出陣とも話しています。ですから、主役だからと気負うことなく“なんとなく”現場にいるという感じを大事にしています。徐々に浸透していって、あるときから義時が舵を切る瞬間にやっと『あ、この人が主役だったんだ』となれればと思っています」と意気込んだ。

 続けて、「『源氏とか平家とか、そういう人たちに気を遣いながら生きていきたくないんだ』という世の中を目指す義時の気持ちを、ブレずに持って演じていきます。大河ドラマでもなければ、これほどのキャスティングの中に入れることもないですし、次から次へと“つわもの”が現れてきますので、それを僕自身も楽しみたいと思います」と今後の撮影への思いも明かした。

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