沢村一樹、新月9「ナイト・ドクター」に出演 役どころに太鼓判「かっこいいんですよ」

俳優の沢村一樹が6月からスタートする新月9ドラマ「ナイト・ドクター」に指導医役として出演することが分かった。

6月スタートの「ナイト・ドクター」に沢村一樹の出演が決定【写真:(C)フジテレビ】
6月スタートの「ナイト・ドクター」に沢村一樹の出演が決定【写真:(C)フジテレビ】

「絶対零度~未然犯罪潜入捜査~」以来、1年半ぶりの月9出演

 俳優の沢村一樹が6月からスタートする新月9ドラマ「ナイト・ドクター」に指導医役として出演することが分かった。

 波瑠が月9初出演にして、初主演となる今作。田中圭、岸優太(King & Prince)、北村匠海、岡崎紗絵らが共演する完全オリジナルの“青春群像医療ドラマ”だ。

 そしてこのたび、くせ者ぞろいの「ナイト・ドクター」をまとめる指導医・本郷亨(ほんごう・とおる)を沢村が演じることが決定した。性格も、医者になった動機も、価値観も全く異なる救急医の5人を、本郷はチームのリーダーとしてどのようにまとめていくのかに注目だ。沢村の“月9”ドラマへの出演は、主演を務めた「絶対零度~未然犯罪潜入捜査~」(2020年1月期)以来、1年半ぶりとなる。

 沢村は「じっくり読みたい台本もあるし、テンポよくどんどん読む作品もあるんですが、『ナイト・ドクター』は、テンポよく読めて、次のページをめくるのが楽しみになる本でした。そういう作品ってなかなか出会わないんです。読んでいてワクワクするし、どうなるんだろう? おもしろい! と次が読みたくなる作品でした。視聴者の方には、共感していただく部分や考えさせられる部分が良いバランスでちりばめられていると思います」と作品の感想を述べた。

 また、「本郷先生、かっこいいんですよ(笑)。若い医師に比べて何十倍という“人の生き死に”を見てきているので、それが体にも心にも染みついている男です。撮影現場に“救命救急医の心得”という本が置いてあるんです。そこには“どんな状況であっても患者の前では絶対に笑うな”と書いてありました。仲良くなった患者さんと笑顔で話していたとして、その横には重体の患者さんがいるかもしれない。救急は360度全て見えていないといけない現場なんだと思います。まだ分からないことも多い若い医師たちとの違いを、そういったところで出せればと思っています」と自身の役どころを説明。

 続けて、「ナイト・ドクターのみんなはいろいろな事情を抱えながら医師になっていて、作品自体が少し重く感じられるのかな?と思ったんですが、5人みんな若いので、“目の前にどんな悩みがあっても、どうにかしてやろう”というエネルギーを感じますね。若いエネルギーというのは、そういう悩みも重々しくなりすぎないのかなと思います」と語った。

 そして、「月曜9時からのドラマなので、1週間が始まって、次の日から頑張るぞと思える作品にしたいです。自分がいつ患者になるか分からない世の中です。当たり前だと思っている普段の生活や、周りにいる人たちの大切さだったり、今までと違う目線で日常のさまざまなことを改めて見ることができる。この作品がそのきっかけになれば良いなと思います」とメッセージを送った。

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