かつて“視聴率100％男”といわれ絶大な人気を誇ったコメディアン・萩本欽一（79）。彼に見出されたタレントは大勢いるが、「欽ちゃんのどこまでやるの！」（テレビ朝日系）などで活躍した女優・鳥居かほりさん（56）もそのひとり。ポニーテールヘアでタレント・小堺一機（65）、藤井暁テレビ朝日アナウンサー（60）とユニット「サンドイッチ」を結成し、♪人はひとりじゃ生きていけない～と歌っていた。鳥居さん、最近はどうしているのか。見事に引き締まった身体で、弊社にやって来た鳥居さんに聞いた。

　女優業もやらせていただいていますが、ダンスのお仕事の比率の方が大きくなっていますね。昭和音楽大学でミュージカルを目指している3年生に週1回、年30コマ、ジャズダンスを教えています。もう4、5年になります。前は文教大学でも教えていました。でも、私自身が年3回ぐらい舞台に出て踊るので、その間授業をお休みし補講しなければならない。スケジュール調整が難しくて文教大学は辞めさせていただきました。

　4～16歳の子どもたちにも、もう10年ほど教えています。「アニー」の演出家だった篠﨑光正先生の「シノザキシステムスタジオ」で教えています。幼い子どもにも、「泣いて上手になるならどうぞ！」なんて厳しいことも言いますから、私、すごく怖い先生です（笑）。それでも、プロを目指している子どもたちなので、こちらが上手にさせたい思いから怒っていることを理解して食らいついてきます。新型コロナウイルス感染症の影響でオンラインレッスンも経験したので、これからはもっとオンラインで地方の子どもたちにも教えられたらいいな、と思うようになりました。